FXオーダー情報の使い方(思考法編)~何故オーダー情報を重視するのか?~

投稿日時:2016年01月31日 12:20

前回、オーダー情報の収取方法とオーダー情報の種類について、ざっと説明をしました。今回は、何故オーダー情報を見るのか?という事にスポットを当てていきたいと思います。


使っているFX口座がオーダー情報を配信していないような場合は、その辺りの事も前回の記事に書いてますので、参考にして見て下さい。日本のFX業者の場合は、何らかの形でオーダー情報を配信してる場合が多いのですが、配信してない場合には口座を開設してしまっても良いと思います。口座開設するだけならタダですし。


中途半端な所で入らない事が勝率の向上に繋がる


私はトレードをする際、『中途半端な所』で入らない事を肝に銘じています。


理由はいくつかありますが、最大の理由は中途半端な位置で入ると『負け易い』からです。含み益が乗っても、すぐに含み損になったりですとか、逆に含み損を抱えて損切りしたら建値まで戻ったどころか、持ち続けていれば利益になっていた・・・等々、ただ負けるだけではなく精神的ショックも大きいような負け方をしてしまうと次以降のトレードにも響いてしまうという事もあり得ます。


それでは、相場において『中途半端な所?』とは何処でしょうか?


それは、サポートラインとレジスタンスラインのちょうど真ん中付近。高値圏とも安値圏とも言えないような価格帯を指します。


order_img01.png


上の画像のように売るならレジスタンスラインに出来るだけ引き付けて売り、買うならサポートラインに出来るだけ引き付けて買いたいわけで、サポートラインの真ん中付近では、売るにしろ買うにしろ値幅が出ませんし、ストップロスも遠くなってしまい、損切りになった時の損失も大きくなりがちです。


中途半端な所で入らない事が勝率の向上に繋がり、利大損小にも繋がります。

オーダーもサポートライン・レジスタンスラインの一種


『中途半端な所』で入らないようにするためには、環境認識が出来ていて、サポートライン・レジスタンスラインの目星がついている事が絶対条件となります。


サポートライン・レジスタンスラインの目星を付けるには、過去の値動きから波形を描いて重要な価格帯を見つける方法や、移動平均線を目安にする方法、ボリンジャーバンドを目安にする方法等、沢山の方法があります。


ちなみに私はテクニカル分析をほとんど使っておらず、過去の高値・安値から波形を描き、波の上下に注目しつつ併せてオーダー情報から水平線を引いて、サポートライン・レジスタンスラインの目安にしています。


サポートライン・レジスタンスラインを使ってするトレードをライントレード等と言いますが、過去の高値・安値に注目して水平線を引くのが最もポピュラーな方法だと思います。ただ、水平線は引き方にルールがあるようでない為、時に主観的なものになってしまったり、恣意的なものになってしまいがちです。


サポートラインやレジスタンスラインが機能する為には、そのラインが大勢の投資家から注目されていなければいけません。大勢の投資家から注目されているからこそ、そのプライスで売買したい投資家がおり、その近辺にストップロスの注文が入ったりします。


誰も注目していないようなプライスにラインを引いても機能しないのです。したがって、主観的なものや恣意的なものは機能しないわけで、ここがサポートライン・レジスタンスラインの難しさ・奥深さだと思います。


サポートライン・レジスタンスラインを引いてみて、それが投資家に注目されているかどうかの答え合わせをする方法の一つとして、私は『オーダー情報』を利用しています。


サポートライン・レジスタンスラインは言い換えれば、多くの投資家の買い注文(売り注文)が入るラインとも言える為、オーダー情報も時に有効なサポートライン・レジスタンスラインになり得るのです。


オーダー情報の表現を鵜呑みにしない


前回、オーダー情報の種類を説明しました。その際、オーダー情報には『売り厚め』や『買い厚め』と言った表現があり、それらは通常よりも大きな注文が入っているという事を説明しました。


ここで注意しなければならないのは、そういった大きめのオーダーが入っているからと言って、指値注文を入れておいてそのプライスで逆張りをしないという事です。


どんなに大きな注文が入っていても破る時は破りますし、大きなオーダーの場合、ストップロスも沢山入っている公算が高いので、破った時には勢いも強い公算が高いので指値注文を置いて迎え撃つトレードは割とスリリングなトレードになってしまいます。


サポートライン・レジスタンスラインは『注目される価格』ではありますが、『反転する価格』ではないという事です。反転するのか?破って上昇あるいは下落に勢いがつくのか?を見極めるポイントであるという事を肝に銘じましょう。


オーダー情報の表現を鵜呑みにせず、サポート(レジスタンス)されるかを確認してから入る事が勝率の向上へと繋がって行きます。


それでは、オーダー近辺では何を見て、どう立ち回る事が有効なのでしょうか?


オーダー近辺での立ち回りの方向性の提案その1~ロウソク足の形状を見る~


ロウソク足の形状を見て、判断して行くというモノです。


長い上髭や長い下髭が出た事を天井あるいは底打ちのサインと見て、次に陰線(底打ちの場合は陽線)が出た事を確認してからショート(底打ちの場合はロング)して行くというモノです。


単純な判断方法ですが、簡単なだけに熟練が必要な方法でもあり、長所としてはかなり早いタイミングで入る事が可能な為、成功した場合には値幅を取りやすい判断方法と言えます。実際にこのような天井打ちあるいは底打ちのパターンは比較的多く、検証を重ねて突き詰めて行けば十分に精度を高める事も可能な方法です。


私は基本的にこの方法を使っています。理由は、早いタイミングで入る事が可能な為、負ける場合でも損切りが浅目で済むという事があります。


オーダー近辺での立ち回りの方向性の提案その2~平均足を使う~


私は、平均足がとても好きで、初めて月単位で利益を残せた時も平均足を中心に据えた手法を利用していました。


サポートライン・レジスタンスラインの近辺で平均足が陰転あるいは陽転した際にポジションを取って行くというモノです。


平均足の陰転あるいは陽転によって、サポートされたか?あるいはレジスタンスされたか?を判断して行こうとするものです。長所としてはサポートラインあるいはレジスタンスライン近辺で平均足の色が変わった所でエントリーするので、見た目に分かりやすいという事が挙げられます。


短所としては、平均足の場合、終値が4本値の平均値な為、実際のロウソク足とは違いのある所です。多少の御幣を恐れずに言えば、良くも悪くも大雑把な所があります。


オーダー近辺での立ち回りの方向性の提案その3~オシレーターのダイバージェンスを利用する~


RSIやストキャスティクス等、いわゆるオシレーター系のテクニカル分析手法には、『ダイバージェンス』と言われる現象があります。ダイバージェンスとは『逆行現象』と言う意味で、『ローソク足の高値が切り上がっている上昇トレンドなのに、オシレーターの高値は切り下がっているケース』や『ローソク足の安値が切り下がっているのに、オシレーターの安値が切り上がっているケース』を指します。


ダイバージェンスはトレンド転換を示唆する事が多いとされ、その有力なシグナルとなる場合が多いとされています。


サポートライン・レジスタンスライン付近において、ダブルトップやダブルボトムを形成して上昇・下落して行く際には散見されるチャートパターンです。


短所としては、パラメーターをこねくり回す方向に進んでしまう可能性がある事につきます。これは全てのテクニカル分析に言える事なのですが、カーブフィッティングと言って、パラメーターを相場にあわせて調整してしまう事を言います。これをやると統一された基準ではなくなってくるため、エントリーにブレが生じてしまいます。ですので、最初に数値を決めたらある程度の期間それに従ってトレードをし、検証する事が求められます。


オーダー近辺での立ち回りの方向性の提案その4~複数時間足を使う~


15分足や5分足等と言った短期足を使って、オーダー情報近辺での値動きをより細かく見て行って、守られるか?破られるか?を判断して行こうというモノです。


日足は1時間足24本から出来ていますし、1時間足は15分足4本で形成されています。こういった入れ子状態をフラクタル構造等と言ったりしますが、短所としては短い時間足を見てしまう事で近視眼的になり、短い足での値動きに左右され、ブレイクやサポートしたと誤認して入ってしまう危険性がある事が挙げられます。また、せっかく複雑な事を単純に見えるようにしたのにそれを再度複雑にしてしまう恐れがある事も短所と言えるかもしれません。


しかしながら、複数時間足を捉える視点を持つ事自体は非常に重要です。相場の波動が反転する時、短い時間足から順に反転して行って、それが大きなうねりへと繋がって行くので、それを捉えるという事は非常に理にかなった方法である事は間違いありません。ですが、それをするには熟練の眼力が必要となりますので、かなりの研鑚が求められます。


オーダー情報を使う事でトレードに手順が生まれる


オーダー情報を使う事で、トレードに以下のような手順が生まれます。


1.オーダー情報を入手しチャートにに書き込む

2.オーダー情報にプライスが近づいてきたら、破るか?守られるか?を観察

3.観察結果に基づいてポジションを取る


このように順序立ててポジションを立てる事が出来るようになります。それが何故良いか?と言うとこうする事で、必然的に中途半端な位置でのエントリーが無くなり、結果的に無駄なトレードをしなくて済むようになるからです。要は値動きの勢いだけに釣られて泥縄的なトレードをしなくなるという事で、これが無くなるだけでも勝率が向上して行くと思います。


それは無意識に環境認識が出来ているという事でもあり、トレーダーとして非常に大切な事です。


オーダー情報を使う事でトレード技術を磨く方向性が絞られる


ライントレードというモノは、どういった基準でラインを引くか?という事とラインに差し掛かった際に反転するか?破るか?を見極めるという2点が骨子のトレード方法です。


そのどちらも奥行きのある分野ですが、『ラインを引く』と言う点に関しては、『トレーダーが注目している価格』をオーダー情報と言う参考資料を基に引く為、ある意味では楽が出来るとも言えます。楽が出来るから役に立たないのかと言えばそんな事は無く、多数のトレーダーが注目しているプライスと言う事で、ある程度以上の有効性のあるプライスです。もちろん、それを盲信する事は危険ですが、自身の見立て以外の他人の見方を知るという意味でのメリットがあります。


オーダー情報によって、有効性のあるプライスを見出す事が出来るのであれば、トレードの勝率を高めるためにやらねばならない事は、ラインに差し掛かった際に反転するのか?破るのかを見極める分析の精度を高めるという一点だけに集約されてきます。


FXは宇宙と一緒で人間には計り知れない深さと広さを持った世界です。それ故、どうすれば良いのかが分からないという状況に陥る事も多々あります。いわゆる負け組の人は言い換えればどうすれば良いのかが分からない人達とも言えます。


そんな中で、勝つ為に何を研究し、何を磨いて行けば良いのかが明確に分かるという事は実はとてもスゴイ事なのです。


オーダー情報を重視する理由は、複雑な事を単純に単純な事を深く考える・・・と言う点に尽きると私は思っています。


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