FXで何やっても勝てなくて、やったコト

クロス円の爆益を狙おう!通貨強弱を意識すれば勝率も向上する

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私はユーロ円・ドル円・ユーロドルの3通貨ペアのチャートを同時に見ながら、ユーロ円中心にトレードをしています。ユーロ円以外でポジションを持つ事は、それほど多くはありません。

ユーロ円をメインに取引をしている理由はいくつかあります。

1.ハマった時に短時間で大きな利益が得られる

ユーロ円に限らず、クロス円(ポンド円とか豪ドル円等々)は、ある条件(後述します)を満たした時、短時間で非常に大きな利益を得る事が出来ます。そういった時は、ドルストレートよりも大きな値幅が出る為、1トレードで大きく勝つ事が出来ます。

2.通貨強弱分析等、相場を深く分析する事が楽しい

クロス円に限った事ではありませんが、FXでは取引をする際、3通貨ペアを併せ見て行く必要があります。クロス円の場合は特にその重要性が大きく、通貨ペア同士の『横の繋がり』を見て行く事がカギとなります。めんどくさいと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、慣れて来ると世界中のマネーがどう流れているのかを見る事が出来て、それが楽しくなってきます。

FXでなかなか勝てないという方々の中には、通貨ペア選びに迷われているという方も沢山いらっしゃるのではないかと思います。そのような方は、取引をする通貨ペアをユーロ円のみに絞って、ドル円・ユーロドルを併せ見て行くのも一つの手だと思います。

特に初心者の内は、ユーロ円・ドル円・ユーロドルの3つを見るだけで十分です。

クロス円が爆益になる時の条件を知る

以前、通貨強弱分析~相場の主役の通貨ペアを探そう~と言う記事の中で、通貨強弱分析の基本的な事を書きました。

ユーロ円が爆益になる時は、通貨強弱の関係性としては

ユーロ>ドル>円(ロングの時)

円>ドル>ユーロ(ショートの時)

上記いずれかの条件を満たした時、非常に強い勢いをもって上昇or下落します。この時、各通貨ペアの値動きは概ね以下のような値動きとなります。

1.ユーロ>ドル>円(ロングの時)

ドル円・・・上昇

ユーロドル・・・上昇

ユーロ円・・・上昇

2.円>ドル>ユーロ(ショートの時)

ドル円・・・下落

ユーロドル・・・下落

ユーロ円・・・下落

ユーロ円が爆益になる時は、『3通貨ペアとも上昇』か『3通貨ペアとも下落』の時と考えておけばよいと思います。このタイミングを狙ってエントリーすれば、値幅も大きく、勝率も向上して良いことづくめとなりますので、普段から意識して狙って行くと収益が大きく向上すると思います。

具体的にどういう所を狙うのか?

こういったタイミングを意識的に狙うと言っても、それほど簡単な事ではありません。ここでは私が常日頃から実際にトレードで意識している事を踏まえながらお話をして行きたいと思います。

前の項で、ユーロ円が爆益になる時は、『3通貨ペアとも上昇』か『3通貨ペアとも下落』の時という事を申し上げました。私は水平線とプライスアクションを用いたトレードをしていますので、以下の図のようなポイントを意識的に狙っています。

上の図はロングを仕掛けて行く場合ですが、ショートの場合は画像を逆さに脳内変換して頂ければと思います。

『3通貨とも上昇』する局面を狙っていく為には、3通貨ともサポートラインでサポートされたタイミングを狙う事が最も簡単で、最も大きな利益を狙う事が出来ます。基本的にドル円とユーロドルは逆相関(逆の値動き)をする事が多いのですが、時としてシンクロして同じ方向に動く事があります。そこを狙うという事になります。

日々の相場の振り返りでは、タマにこういう切り口の分析を書いている事がありますが、私はユーロ円でエントリーを行う際には、

第一段階:ユーロ円においてサポートライン(レジスタンスライン)での反発を確認

第二段階:同時刻のドル円・ユーロドルを見て、ドル円やユーロドルにおいてもサポート(レジスタンス)等の節目で反発しているかを確認してフィルターをかける

という段階を経てエントリーの判断を行っています。この際、ドル円やユーロドルにおいても節目で反発をしていれば、確度が高いという事になり、実際、そういう時は高い勝率を残しています。こういうポイントだけを狙って行くだけでも、収益が安定してくると思います。

3通貨ペア全てで節目で反発していないような場合でも、時と場合で、エントリーをする事もあります。例えば、その日のドル円とユーロ円の値動きがそっくりで明らかに相関性が強いような値動きをしている場合には、ドル円が節目で反発していれば、ユーロドルは無視してエントリーする事もあります。ただ、この場合は確度が落ちますので、いつでも逃げれるように準備しておく等と言った心構えを持ちながらエントリーする事が必要です。

その為には、3通貨ペアの環境認識をしっかりとする事が必要不可欠となりますが、常に3つの通貨ペアを併せ見る事で相場を見る目も養われてきます。

このように3通貨ペアの値動きを見て、強弱関係を用いたフィルターをかける事で、無駄射ちが減り結果的に勝率が向上して行きます。その上、勝った時の値幅も大きく、良い事ばかりですので、収益が安定していないトレーダーの方は取り入れて見ると良いと思います。