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XMのスワップポイントランキング一覧と計算方法のまとめ。XMならではの3倍デーも解説!

更新日時:2019年04月28日 05:56

今回は、XMのスワップポイントについて詳細に解説していきたいと思います。XMで取引可能な全通貨ペアのスワップポイントランキングや、XMならではのスワップポイント3倍デーについて、スワップポイントトレードを行う際の注意点などについて解説していますので、XMのスワップについて気になっている方はぜひこの記事をご覧ください。


スワップポイントとは何か?


そもそもスワップポイントとは、各国間の金利差から生じる利益のことです。日本のような低金利通貨を売って、豪ドルなどの高金利通貨を買ったポジションを保有していた場合、円と豪ドルの金利差分の利益が発生し、このスワップポイントを受け取ることができます。


例えば、日本の金利が-0.1%、米ドルの金利が2.50%のときに、ロングポジションを持っていたと仮定しましょう。ロングポジションを持っているということは、そのポジション分の金利は、日本の金利ではなく米ドルの金利が適用されるので、両通貨ペアの2.60%の金利差(スワップポイント)を受け取ることができるのです。もちろん、ショートポジションを持っていた場合は、スワップポイントはマイナスになり、その分だけ口座残高が減ります。


スワップポイントは、毎日受け取ることができますが、適用される時間は各FX業者によって異なります。また、その細かい数値は各国の金利をもとに各FX業者が独自で設定します。


XMで取引できる全通貨ペアのスワップポイントランキング


以下は、XMで取引可能な57通貨のスワップポイントをランキング形式で上位順にまとめたものです。ただし、スワップポイントは常に変動しているため、最新の情報はXM公式サイトをご覧ください。


            
順位 通貨ペア ロング ショート
1 EURTRY -468.25 305.05
2 USDTRY -379.14 232.66
3 EURZAR -400.62 167.88
4 USDMXN -432.93 147.07
5 EURRUB -270.81 65.74
6 USDDKK 8.43 -107.09
7 USDCHF 6.51 -11.96
8 EURUSD -12.43 6.18
9 USDZAR -27.29 6.01
10 USDJPY 5.49 -11.51
11 EURAUD -17.61 4.59
12 EURNZD -16.4 2.9
13 GBPUSD -9.76 2.74
14 AUDCHF 2.71 -8.59
15 EURCAD -15.1 2.6
16 CADCHF 2.35 -8.5
17 NZDCHF 1.91 -7.59
18 AUDJPY 1.67 -8.13
19 CADJPY 1.23 -7.97
20 USDRUB -183.84 1.16
21 CHFSGD -21.36 0.84
22 NZDJPY 0.75 -6.85
23 USDSEK 0.56 -140.74
24 EURGBP -5.29 0.51
25 GBPCHF 0.31 -10.99
26 GBPJPY -0.18 -7.58
27 NZDUSD -3.48 -0.28
28 USDCAD -0.64 -6.64
29 USDHUF -0.69 -41.69
30 GBPAUD -13.95 -0.85
31 EURSGD -22.38 -0.88
32 AUDUSD -2.85 -1.05
33 SGDJPY -1.13 -11.08
34 USDHKD -2.21 -9.61
35 EURJPY -4.36 -2.46
36 GBPCAD -11.86 -2.46
37 CHFJPY -6.22 -2.84
38 GBPNZD -12.48 -2.88
39 AUDCAD -2.99 -4.78
40 AUDNZD -3.01 -5.61
41 EURCHF -3.5 -5.8
42 NZDCAD -3.84 -3.64
43 USDCNH -3.81 -6.41
44 NZDSGD -8.55 -5.25
45 GBPSGD -19.49 -6.99
46 USDSGD -8.2 -12.2
47 EURPLN -55.86 -9.06
48 USDPLN -18.54 -38.74
49 EURHUF -26.37 -21.77
50 USDNOK -23.47 -106.91
51 GBPDKK -28.47 -99.57
52 EURHKD -100.47 -33.57
53 EURNOK -106.83 -38.73
54 EURDKK -51.7 -60.7
55 GBPSEK -52.07 -122.77
56 EURSEK -80.92 -74.22
57 GBPNOK -86.25 -80.75

1位はEUR/TRYの305.05で、トルコリラを売ることで多くのスワップポイントを得ることが分かります。また、主要通貨ペアのスワップポイントは低めで、ロングでもショートでもマイナスになる通貨ペアが多いことも分かりますね。


スワップ金利の計算方法


XMの全通貨のスワップポイントが分かったところで、スワップポイントによってどのくらいの損益が発生するのかを計算してみましょう。スワップポイントの計算方法は以下の通りです。

スワップ金利の計算方法


スワップ金利(日) = スワップポイント ÷ 100 × 取引サイズ × 為替レート ÷ 360


上記の計算式を使って自分でスワップ金利を計算することもできますが、XMにはスワップ計算機が用意されているので、いくつかの必要情報を入力するだけで、スワップ金利を求めることができます。


XMのスワップ計算機の使い方は非常に簡単で、左側の「口座の基本通貨」「通貨ペア」「口座タイプ」「ロット数量」を入力して、「計算する」をクリックするだけです。


swap_cal1.PNG


上記の画像では、TRYを1ロット取引した場合の計算を行った結果、スワップ買いは-9,736.88円、スワップ売りは6,343.27円になりました。つまり、EUR/TRYの通貨ペアで1ロットのポジションを持っているとき、ロングポジションの場合は、スワップポイントによって約9,737円の損失が発生し、ショートポジションの場合は約6,343円の利益が発生するということですね。


XMでスワップポイントが適用されるタイミングは?スワップポイント分だけを出金できる?


スワップポイントは毎日計上されますが、適用されるタイミングは各FX業者によって異なります。XMの場合、スワップポイントが適用されるのは「MT4/MT5の表示時間で11:59~0:00の日付が変わるタイミング」です。日本時間に直すと、夏時間では5:59~6:00、冬時間では6:59~7:00になります。


つまり、夏時間の5:59分より前からポジションを持っていて、その状態で6:00を迎えるとスワップポイントに応じた損益が発生するということになります。


また、スワップポイントが適用されるのは日付が変わるタイミングですが、口座残高に反映されるのはポジションを決済したときです。ポジションが未決済の状態ではスワップポイントが残高に反映されていないため、スワップポイントのみの出金は行えませんが、ポジションを決済した後は、スワップポイント分だけの出金が可能です。


XMのスワップポイント3倍デーとは?


XMでは、水曜から木曜日の朝(日本時間で5:59分~6:00(夏時間))はスワップポイント3倍デーと呼ばれ、通常の3倍(3日分)のスワップポイントが計上されます。閉場している土曜日と日曜日の分のスワップポイントが、月曜日の2営業日後である水曜日に計上されるためです。(2営業日後に計上する理由は、銀行の決済が週明けの2営業日後に行われるため)


もちろん、プラス・マイナスの両方のスワップポイントが3倍になります。プラスの場合は問題ありませんが、マイナスの場合、通常の3倍のスワップポイントが引かれるため、証拠金維持率に注意しなければなりません。


スワップ金利を目当てにしたトレードは取引自体で失敗すると大損失になる!?


スワップポイントは、一見、ポジションを持っているだけで利益が発生するという非常に魅力的な方法のように感じられます。しかし、スワップ金利を目当てにしたトレードは、取引自体で失敗しやすく、せっかくコツコツとスワップポイントで利益を得ても、取引の失敗で利益が吹き飛んでしまいやすいです。


なぜスワップポイントを目当てにしたトレードは取引自体が失敗しやすいのかについて、2つの理由をもとに解説していきます。


理由1:ポジションの方向性が限られてしまう


スワップ金利のみを目当てにしたトレードの場合、ポジションの方向性が限られてしまいトレードがしづらくなってしまうことが多いです。


スワップポイントは、「ロングかショートのどちらかがプラスのスワップポイント」か「ロングとショートのどちらもマイナスのスワップポイント」のパターンが多いです。例えば、先述のXM全通貨のスワップポイントランキング1位~5位までの通貨は、全てショートポジションのみがプラスのスワップポイントでした。


当然、スワップポイントを目当てにしたトレードでは、プラスのスワップポイントが得られる方向のポジションでエントリーするため、エントリーポジションの方向性が限られてしまいます。例えばEUR/TRYであれば、ショートポジションのみがプラスのスワップポイントなので、相場が上昇していても、売りエントリーで入らざるを得ないことになります。


エントリーするポジションの方向性が限られている状態で、取引自体が失敗しやすいことは自明の理でしょう。


理由2:高スワッポイントはマイナー通貨に多い


スワップポイントが高い通貨ペアは、そのほとんどがマイナー通貨ペアです。マイナー通貨ペアは、スプレッドが広く、値動きが非常に激しいのが特徴です。


例えば、XMで最もスワップポイントが高いEUR/TRYの平均スプレッドは20.0pipsなので、1lotの注文で4,000円もの金額がスプレッドとして差し引かれてしまいます。また、値動きが非常に激しいため、他の通貨ペアよりも損失が膨らみやすく、強制ロスカットになってしまう可能性が高いです。


このように、スワップポイントを目当てにしたトレードは、スプレッドが広く、値動きが非常に激しいマイナー通貨を、ポジションの方向が限られているという制限の中で取引しなければならないため、非常に失敗する可能性が高いです。


実際に、トルコリラ大暴落により、スワップポイントを目当てにしたトレーダーが大損失を被ってしまったことも記憶に新しいところです。スワップ金利目当てのトレードをしようと思っている方は、「トルコリラ スワップ 損失」などのキーワードで検索して、スワップトレーダーたちの失敗談を読むことを強くお勧めします。


スワップポイント狙いのトレードは裁定取引(アービトラージ)に注意!


XMでスワップポイントを狙ったトレードをする際に注意しなければならないのが、「裁定取引(アービトラージ)」です。裁定取引(アービトラージ)とは、業者間のスワップ差や価格差を利用して利益を獲得することで、「鞘取り」とも呼ばれる手法です。


先述の通り、細かなスワップポイントは各FX業者によって異なります。例えば、A社というFX会社ではEUR/TRYの買いスワップが+110円、B社というFX会社ではEUR/のTRY売りスワップが-90円だと仮定しましょう。ここで、A社でEUR/TRYを買い建てして、B社で売建てするとどうなるでしょうか。


A社・・・買いスワップ+110円/日

B社・・・売りスワップ-90円/日

→差額 +20円/日


結果、A社とB社でスワップ金利に差があるため、為替変動のリスク無しで、毎日+20円の利益を得ることができます。このように、各業者間の価格差や金利差を利用して利益を得る手法を裁定取引(アービトラージ)と言います。


ここで注意しなければならないのが、XMではこの裁定取引(アービトラージ)を行うことを禁止しているということです。XMを利用している限り、裁定取引を行うことは規約違反となり、利益の没収や出金拒否、口座凍結などのペナルティを課せられる可能性があるので注意しましょう。

両建てを詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。


XMの両建てを解説!OKなケース、禁止されるケースとは?

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