海外FX口座のハイレバレッジを使いこなす為に知っておくべきロスカットレベルの事
更新日時:2021年02月22日 05:00海外のFX口座を使うメリットは何と言っても国内のFX口座では実現出来ないハイレバレッジを使えるという点にありますが、それを使いこなす為には他にも知っておくべき事があります。どんな事でも正しい知識を持った上で利用する事が大切です。
今回はその辺りの事をまとめて行きたいと思います。
レバレッジによる必要証拠金の違い
レバレッジが違うと必要な証拠金が変わってきます。当然ですが、レバレッジを高くかける事が出来れば出来るほど必要な証拠金は変わってきます。実際にどれくらい違うのかを表にまとめてみました。以下の表は1万通貨を取引する場合の必要証拠金(小数点以下四捨五入)です。
ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | |
---|---|---|---|---|
25倍 | 45100円 | 50200円 | 64900円 | 32300円 |
50倍 | 22550円 | 25100円 | 32450円 | 16150円 |
100倍 | 11275円 | 12550円 | 16225円 | 8075円 |
200倍 | 5638円 | 6275円 | 8113円 | 4038円 |
400倍 | 2819円 | 3138円 | 4057円 | 2019円 |
500倍 | 2255円 | 2510円 | 3245円 | 1615円 |
800倍 | 1410円 | 1569円 | 2029円 | 1010円 |
1000倍 | 1128円 | 1255円 | 1623円 | 806円 |
仮にポンド/円で10万通貨(10枚)の取引をしたい場合で考えて見ます。この場合、必要な証拠金は以下のようになります。
25倍・・・649,000円 |
50倍・・・324,500円 |
100倍・・・162,250円 |
200倍・・・81,130円 |
400倍・・・40,570円 |
500倍・・・32,450円 |
800倍・・・20,290円 |
1000倍・・・16,230円 |
日本の業者の個人口座の場合、仮に最大の25倍のレバレッジをかけたとしても、10万通貨(10枚)のポジションを持つには、649,000円ものお金が必要となります。どの程度の損失に耐えるかと言う事にもよりますが、仮に100pipsの含み損に迄は耐えるとすると749,000円もの資金が必要という事になります。
500倍のレバレッジを効かせる場合、100pipsの含み損に迄は耐えるという前提で考えますと、132,500円の資金を用意すれば良いという事になります。実にその差616,500円もの差があります。
逆の視点で考えて、132,500円しか自己資金が無い場合、日本の個人口座でポンド円のポジションを持とうとする場合、2枚で必要な証拠金は129,800円にもなり余剰資金は2,700円です。この場合、14pips逆行すれば強制ロスカットとなってしまう事を考えれば、1枚での取引とするのが現実的かと思われます。
仮に月に300pips~400pips程の利益を上げられると仮定した場合、FXだけで生活をしていく為には10万通貨(10枚)くらいのトレードをして行かなければならないという事になります。
ですが、その為に約75万円もの資金を用意するのは大変と言う方も沢山いらっしゃると思います。そういったケースでは、ハイレバレッジをかける事が出来る海外FX業者の口座を使用する事も非常に有効な手段となり得ます。
ゼロカットシステムを採用している業者を使えば、追証の心配もない為、安全にハイレバレッジを使ったトレードを行う事が可能となります。
ロスカットレベルとは?
FX会社は損失を防ぐために、証拠金維持率が一定の基準を下回った場合に強制的にポジションをクローズします。これを強制ロスカットと言い、証拠金維持率の事をロスカットレベルと言います。ロスカットレベルはFX会社によって異なります。
一般に証拠金維持率が50%以下でロスカットされる場合と、証拠金維持率が30%でロスカットされる場合とでは、後者の方が強制ロスカットまでの猶予が大きい為、有利であるといわれていますが、ケースバイケースな側面もあります。
例えば、何らかの噂が出てドル/円が暴落したとします。しかし、その噂は一種のデマで値を戻したとします。このような場合、ロスカットレベルが50%の場合では、最初の暴落時点で強制ロスカットに掛かってしまいますが、ロスカットレベルが30%の場合は強制ロスカットに辛くも掛からず、建値まで戻ってきて、損失にならずに済むという事もあり得ます。
逆に何らかの材料が出て暴落した場合で、上記のようなデマなどではなく本格的なショック相場であったような場合は、50%で強制ロスカットされた方が傷口が小さいという場合もありますので、一概にどちらの方が良いと言い切る事は難しいですが、あまりにも極端なもの(100%とか5%とか)でなければ、ご自身の資金状況を考え併せながら選べば問題はないと思います。
ちなみにFXDDと言う業者は、ロスカットレベルが100%で最大レバレッジの200倍でポジションをもった瞬間にスプレッド分で証拠金維持率は100%を割ってしまい、瞬殺でロスカットされてしまうという事になりますので、そういった極端なロスカットレベルを採用している業者には注意が必要です。
XM
レバレッジ:888倍
ロスカットレベル:20%以下
ゼロカットシステム採用
最大2万ユーロ(約250万円)まで信託保全
参考記事:XMの口座開設方法
AXIORY
レバレッジ:500倍
ロスカットレベル:50%以下
ゼロカットシステム採用
資金全額を信託保全
Traders Trust
レバレッジ:500倍
ロスカットレベル:50%以下
ゼロカットシステム採用
最大2万ユーロ(約250万円)まで信託保全
↓↓↓Traders Trustの口座開設はこちらから↓↓↓
IFC Markets
レバレッジ:400倍
ロスカットレベル:10%以下
ゼロカットシステム採用
IFC Marketsは『分別管理』となっていますので、この点、注意が必要です。