一定期間中の平均ボリュームを表示するMT4インジケーター「sbvolumeavg」

更新日時：2020年03月06日 1:31

ボリュームが増加した場合、活発に取引が行われたことを示しています。

「sbvolumeavg」は、一定期間中の平均ボリュームを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. ボリュームを考慮して取引している方

2. 特定の値動きの力の強さを分析したい方

上記のような方のためにこの記事では、「sbvolumeavg」について解説していきます。

1. sbvolumeavgの概要
2. sbvolumeavgを表示する方法
3. sbvolumeavgのパラメーター解説
4. まとめ

sbvolumeavgの概要

「sbvolumeavg」を起動すると、インジケーターが検出した高値と安値に垂直なラインが表示され、高値と安値を結ぶ赤色のトレンドラインが表示されます。

高値/安値の横に表示されている数値は、垂直なラインで示されている期間の平均ボリュームの値です。

検出した値動きのスイングにおいて、どの程度のボリュームがあったのかを示しており、インジケーターの値が高い程、力強いスイングであることを示唆しています。

「sbvolumeavg」は単純に高値と安値を結んで、トレンドラインを表示しているわけではなく、ジグザグをもとにしてスイングを検出しています。

sbvolumeavgを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

sbvolumeavgのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「MultiplicationDepthBars」「TuningScanBars」「TuningStep」は、ジグザグの動作を設定するためのパラメーターです。

特にこだわりがなければ、初期設定のままでもよいでしょう。

初期設定の「TextColor」は、白に設定されているため、チャートの背景色を白にしている場合は別の色に変更した方がテキストが見やすくなります。

まとめ

「sbvolumeavg」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

1. 一定期間中の平均ボリュームを表示している。

2. ジグザグをもとにトレンドラインを表示している。

3. インジケーターの値が高いほど力強いスイングであることを示唆している。

「sbvolumeavg」は、ローソク足だけでは分かりにくいスイングの力の強さを、分析したい方に向いているインジケーターです。

普段からボリュームに着目して取引をしている方であれば、活用できる画面があるのではないでしょうか。