ボリュームの移動平均線を表示するMT4インジケーター「Volume_JMA_Option」
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ボリュームの変化を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Volume_JMA_Option」は、ボリュームの移動平均を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ボリュームの変化を分析したい方
ボリュームの平均を確認したい方
この記事では上記のような方のために「Volume_JMA_Option」について解説します。
Volume_JMA_Optionの概要
「Volume_JMA_Option」を起動すると、ボリュームを示すヒストグラムとボリュームの移動平均線がサブウィンドウ上に表示されます。
ボリュームの値が増加した場合は緑のヒストグラム、減少した場合は赤いヒストグラムが表示され、移動平均線は白いラインで表示されます。
価格をもとにした移動平均線と同様に、ボリュームのノイズを取り除いて表示したいという方に、ちょうど良いインジケーターなのではないでしょうか。
平滑化することによって、ボリュームの変化を把握しやすくなります。
「Volume_JMA_Option」単体で、エントリーの判断は出来ませんので、他のインジケーターと、組み合わせて使用する必要があります。
Volume_JMA_Optionを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Volume_JMA_Optionのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Volume_JMA_Optionのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
IndiOptions |
****** Indicator Options ****** |
MA_Period |
平滑化期間 初期値:7 移動平均線の算出期間を設定します。 |
MA_Shift |
移動平均線のシフト 初期値:0 移動平均線の表示位置を設定します。 |
MAMethods0 |
*** 0 = SMA, 1 = EMA *** |
MAMethods2 |
*** 2 = SMMA, 3 = LWMA *** |
MAMethods4 |
*** 4 = JMA *** |
MA_Method |
平滑化方法 初期値:4 移動平均線の種類を設定します。 |
JMAOptions |
****** JMA Options ******* |
JMAPchase |
JMAの位相 初期値:5 JMAの位相を設定します。 |
FL |
****** Filter Level ****** |
ShowFilterLevel |
フィルターレベルを表示 初期値:true falseに設定するとフィルターレベルが非表示になります。 |
LevelAvgDays |
平均レベル算出日数 初期値:-1 レベルの算出期間を設定します。 |
LevelPercentage |
レベル 初期値:60.0 レベルをパーセント単位で設定します。 |
LevelMAMethod |
レベルの算出方法 初期値:1 レベルの移動平均の算出方法を設定します。 |
「MA_Method」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。
選択可能な移動平均の種類は、単純移動平均、指数平滑移動平均、平滑化移動平均、線形加重移動平均、JMAの4種類です。
まとめ
「Volume_JMA_Option」の特徴をまとめると以下のようになります。
ボリュームを示すヒストグラムとボリュームの移動平均線をサブウィンドウに表示する。
移動平均線は白いラインで表示される。
「Volume_JMA_Option」は、ボリュームの平均を確認したい方に向いているインジケーターです。
取引する際にボリュームも考慮している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。