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値動きとボリュームの状態に応じたマーカーをチャート上に表示するMT4インジケーター「VSA_MTM」

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VSA_MTMスクリーンショット

相場の状況を自動的に分析してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「VSA_MTM」は、値幅とボリュームに応じたマーカーをチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 大まかな相場の状況を分析したい方

  2. ボリュームを考慮して取引している方

上記のような方のためにこの記事では、「VSA_MTM」について解説します。

  1. VSA_MTMの概要
  2. VSA_MTMを表示する方法
  3. VSA_MTMのパラメーター解説
  4. まとめ

VSA_MTMの概要

「VSA_MTM」は、値幅と値幅の平均、ボリュームを比較し、その状態に応じて16種類の色でマーカーを表示します。

表示されるマーカーの色とその状態は以下の通りです。

Orange=No Selling Pressure

YellowGreen=Selling Climax

SteelBlue=Successful Test

HotPink=Bullish Signal

Orchid=Bullish Signal

OliveDrab=Reverse Upthrust

Sienna=Professional Support

MediumVioletRed=Shake-Out

Goldenrod=Weakness

FireBrick=Falling Pressure

Pink=Buying Climax

LightBlue=Lack Of Demand

Navy=Selling Signal

Green=Selling Signal

Crimson=Selling Signal

Purple=UpThrust

表示される記号の種類も多いため、一見しただけでは、現在の相場がどのような状態にあるのか分かりにくく感じるかもしれません。

マーカーの色とその状態の一覧を確認しながら使用した方が良いでしょう。

また、インジケーターの開発者は、「VSA_MTM」単体で使用するのではなく、他のインジケーターと組み合わせて使用することを推奨しています。

VSA_MTMを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

VSA_MTMのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

VSA_MTM

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

VSA_MTMのパラメーター解説

VSA_MTMパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

vollbf

ボリュームの乗数

初期値:1.0

ボリュームに乗算する値を設定します。

spdlbf

値幅の乗数

初期値:1.0

値幅の乗算する値を設定します。

lookbackbars

算出期間

初期値:500

インジケーターの算出期間を設定します。

Mode

モード設定

初期値:1

インジケーターのモードを選択します。

Description1

Mode=1 : follow the theory

Description2

Mode=2 : using standard deviasion

「lookbackbars」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど過去に遡ってインジケーターを表示します。

「Mode」は、インジケーターのモードを設定するための項目で、「Description」に記載されているように1か2に設定します。

まとめ

「VSA_MTM」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 値幅と値幅の平均、ボリュームをもとに相場の状況を判定する。

  2. マーカーの色で相場の状況を知らせる。

「VSA_MTM」は、相場の大まかな状況を分析したい方に向いているインジケーターです。

どの程度うまく機能するのか確認した上で使用した方が良いでしょう。