純資産額、差引残高、最大ドローダウンなどの証拠金に関する情報をテキストで表示するMT4インジケーター『AccountEquityAnalyzer』
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MT4では、証拠金に関する情報はすべてターミナルウィンドウに表示されますが、そういった情報をチャート上に表示できればと考えたことはないでしょうか。
「AccountEquityAnalyzer」は、口座や証拠金に関する情報をチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
証拠金に関する情報を一目で確認できるようにしておきたい方
口座に関する情報を一目で確認できるようにしておきたい方
上記のような方のためにこの記事では、「AccountEquityAnalyzer」について解説していきます。
AccountEquityAnalyzerの概要
AccountEquityAnalyzerは、チャート上に純資産額、差引残高、最大ドローダウンなどの証拠金に関する情報をテキストで表示するMT4用のインジケーターです。表示される情報と意味合いは以下の通りです。
Balance |
差引残高 |
Equity |
純資産額 |
Max Floating Drawdown |
最大ドローダウン($) |
Current Broker Time is |
現在時刻 |
Max Floating Drawdown |
最大ドローダウン(%) |
Annual ROI |
ROI(年) |
一見表示されるテキストが多く、チャートが見にくい印象を受けるかもしれませんが、チャート上で右クリック→「表示中のライン等」から不要なテキストは削除することができます。ただし、基本的に文字の大きさや表示位置は変更できません。
AccountEquityAnalyzerを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
AccountEquityAnalyzerのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
AccountEquityAnalyzerのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「AccountEquityAnalyzer」のパラメーターは、証拠金を設定する項目とスクリーンショットの撮影間隔を設定する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
StartingDeposit |
証拠金 初期値:4000 証拠金の額を設定します。 |
MinutesScreenshootInterval |
スクリーンショットの間隔 初期値:80 スクリーンショットを撮影する間隔を設定します。 |
詳細は不明ですが、パラメーターの設定画面を見る限りでは自動でスクリーンショットをとってくれる機能があるようです。
まとめ
「AccountEquityAnalyzer」の見方やパラメーターの設定方法について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきます。
証拠金に関する情報をチャート上に一覧で表示できる。
最大ドローダウンをチャート上に表示できる。
文字の大きさや表示位置の変更はできない。
「AccountEquityAnalyzer」は、口座や証拠金に関する情報をすぐに確認できる状態にしておきたいという方に、向いているインジケーターです。
ターミナルウィンドウを表示しなくても、それらの情報を確認できるため、チャートをできるだけ大きく表示したいという方にもおすすめです。
テキストの表示位置や文字の大きさを変更できないのは不便ですが、チャート上で証拠金に関する情報を整理したい人にとっては便利なインジケーターではないでしょうか。