ノイズの少ないDMIを表示するMT4インジケーター「t3_adx_sdi_-di_burst」
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ノイズの少ないDMIがあればと考えたことはないでしょうか。
「t3_adx_sdi_-di_burst」は、3重移動平均で平滑化したDMIの+DIと-DIを表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
DMIをよく使用する方
DMIのノイズに悩まされている方
値動きの方向を分析したい方
この記事では、「t3_adx_sdi_-di_burst」について詳しく解説します。
t3_adx_sdi_-di_burstの概要
「t3_adx_sdi_-di_burst」を起動すると+DIが黄緑色のライン、-DIが赤色のラインで表示されますが、ADXは表示できません。
黄緑色のラインが赤色のラインより高い水準で推移している場合は、価格が上昇していることを示しており、赤色のラインが黄緑色のラインより高い水準で推移している場合は、価格が下降していることを示しています。
平滑化を行うことでラインの描写は滑らかになりますが、価格への反応は通常のDMIより遅くなりますので、反応の速さを重視する方には、向かないインジケーターと言えます。
「t3_adx_sdi_-di_burst」の使い方は通常のDMIと同じですので、DMIを使用したことのある方であれば、使い方に迷うことも少ないでしょう。
t3_adx_sdi_-di_burstを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
t3_adx_sdi_-di_burstのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
t3_adx_sdi_-di_burstのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
adxPeriods |
DMI算出期間 初期値:10 DMIの算出期間を設定します。 |
T3_Period |
T3平滑化期間 初期値:10 DMIをT3移動平均で平滑化する期間を設定します。 |
b |
平滑化因数 初期値:-0.382 T3移動平均の感度が変化します。 |
「adxPeriods」は、DMIの算出期間を設定するための項目で大きな値に設定するほど、長期的な値動きがインジケーターに反映されます。
「T3_Period」は、DMIの平滑化期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど滑らかなラインが描写されます。
まとめ
「t3_adx_sdi_-di_burst」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
3重移動平均で平滑化したDMIの+DIと-DIを表示する。
+DIを黄緑色のライン、-DIを赤色のラインで表示する。
黄緑色のラインが赤色のラインより高い水準で推移している場合は、価格が上昇している状態。
赤色のラインが黄緑色のラインより高い水準で推移している場合は、価格が下降している状態。
「t3_adx_sdi_-di_burst」は、ノイズを取り除いたDMIが必要な方に向いているインジケーターです。
DMIのノイズに悩まされている方は、試してみると良いでしょう。