ADX・EMA・ADXのシグナルに応じて色が変化するヒストグラムを表示するMT4インジケーター「ThreeCombo_v2」
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複数のインジケーターのシグナルを一つのインジケーターで確認できればと考えたことはないでしょうか。
「ThreeCombo_v2」は、移動平均線・ADX・RSI・のシグナルが一致した場合に、トレンドの方向をヒストグラムの色の変化で知らせてくれるインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの方向を分析したい方
トレンドの転換を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「ThreeCombo_v2」について解説します。
ThreeCombo_v2の概要
「ThreeCombo_v2」を起動するとサブウィンドウ上に、緑色・赤色・黄色のヒストグラムが表示され、ADXの値にもとづいてヒストグラムの高さが変化します。
「ThreeCombo_v2」の色が変化する条件は以下の通りです。
短期移動平均線>長期移動平均線、RSI>50、+DI>-DIの場合、緑色のヒストグラムを表示。
短期移動平均線<長期移動平均線、RSI<50、+DI<-DIの場合、赤色のヒストグラムを表示。
上記のどちらでもない場合は黄色のヒストグラムを表示。
緑色のヒストグラムが表示された場合は、相場が上昇する可能性を示しており、赤色のヒストグラムが表示されている場合は相場が下降する可能性を示しています。
また、ヒストグラムが緑色や赤色で表示されている場合でも、ヒストグラムが低い場合はADXが低く、相場に方向感がないことを示していますので、エントリーは控えましょう。
ThreeCombo_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ThreeCombo_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ThreeCombo_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
short_ma |
短期移動平均線の算出期間 初期値:5 短期移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。 |
long_ma |
長期移動平均線の算出期間 初期値:10 長期移動平均線の価格に対する反応速度が変化します。 |
rsi_period |
RSI算出期間 初期値:21 価格に対するRSIの反応速度が変化します。 |
adx_period |
ADX算出期間 初期値:14 ADXでトレンドを分析する期間を設定します。 |
「short_ma」と「long_ma」は、それぞれの移動平均線の算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど価格に対する反応が緩やかになります。
「rsi_period」は、RSIの算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど長期的な値動きが反映されます。
まとめ
「ThreeCombo_v2」を使用する上でのポイントをまとめると以下のようになります。
移動平均線・ADX・RSI・のシグナルが一致した場合に、トレンドの方向を3色のヒストグラムで表示する。
価格が上昇している場合は緑色のヒストグラムを表示する。
価格が下降している場合は赤色のヒストグラムを表示する。
方向感に乏しい相場では黄色のヒストグラムを表示する。
「ThreeCombo_v2」は、トレンドの方向や転換を分析したい方に、向いているインジケーターです。
移動平均線・RSI・ADXをもとに取引しているという方は、「ThreeCombo_v2」を試してみてはいかがでしょうか。