ADXのシグナルを矢印とアラートで通知するMT4インジケーターを表示する「wajdyss_ADX_Indicator_V1」

更新日時：2020年09月11日 0:46

現在の相場に、トレンドが存在しているかどうかを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「wajdyss_ADX_Indicator_V1」は以下のような方に向いています。

1. トレンドの有無を分析したい方

2. トレンドの方向を分析したい方

この記事では「wajdyss_ADX_Indicator_V1」について詳しく解説します。

1. wajdyss_ADX_Indicator_V1の概要
2. wajdyss_ADX_Indicator_V1を表示する方法
3. wajdyss_ADX_Indicator_V1のパラメーター解説
4. まとめ

wajdyss_ADX_Indicator_V1の概要

「wajdyss_ADX_Indicator_V1」はWajdi MURADによって開発されたインジケーターで、ADXが発するシグナルをチャート上に矢印で表示し、矢印が表示されたことをアラートで通知します。

インジケーターを起動するとチャート上に緑色の上向きの矢印と赤色の下向きの矢印が表示され、上向きの矢印は上昇トレンド、下向きの矢印は下降トレンドを示しています。

+DIが－DIを上回り、かつADXが30を超えている場合、「wajdyss_ADX_Indicator_V1」は上向きの矢印を表示します。

反対に－DIが+DIを上回り、かつADXが30を超えている場合は下向きの矢印が表示されます。

ADXを使用したことがある方であれば、パラメーターの設定方法やインジケーターの使い方に戸惑うことも少ないかと思います。

ADXが示すのはトレンドの存在とその方向のみであり、「wajdyss_ADX_Indicator_V1」によって表示される矢印ではエントリーシグナルではないので注意しましょう。

wajdyss_ADX_Indicator_V1を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

wajdyss_ADX_Indicator_V1のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Apply_to」はADXの適用価格を設定するための項目です。

「Note_Apply_to」に記載されている1～6の価格の中から番号で指定します。

「Level」は矢印を表示する閾値を設定するための項目で、ここで設定した値を超えると矢印が表示されます。

まとめ

「wajdyss_ADX_Indicator_V1」の特長は以下の通りです。

1. ADXの発するシグナルを矢印で表示する。

2. +DIが－DIを上回り、かつADXが30を超えている場合は上向きの矢印を表示する。

3. －DIが+DIを上回り、かつADXが30を超えている場合は下向きの矢印を表示する。

「wajdyss_ADX_Indicator_V1」は、トレンド有無と方向を分析したい方に向いているインジケーターです。

ADXをチャートに表示しているものの、ADXが示す方向だけ分かれば十分という方には、ちょうど良いインジケーターなのではないでしょうか。