ATRをもとにしたトレーリングストップに最適な損切りラインを表示するMT4インジケーター『BAT ATR v1』

更新日時：2020年03月18日 0:12

損切りの水準の設定方法には様々なものがありますが、トレンド相場では値動きに合わせて損切り水準を移動することで、ポジションに乗った利益を守りつつ、利益を伸ばすことができます。

「BAT_ATR_v1」は、ATRにもとづいてトレンド相場における損切の水準を表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

1. トレンドフォロー型の手法を使用している方

2. トレンド相場で損切り注文をどこに置けばよいのか分からない方

上記のような方のためにこの記事では、「BAT_ATR_v1」について解説していきます。

1. BAT_ATR_v1の概要
2. BAT_ATR_v1を表示する方法
3. BAT_ATR_v1のパラメーター解説
4. まとめ

BAT_ATR_v1の概要

「BAT_ATR_v1」は、ATRをもとにしたトレーリングストップに最適な損切ラインを表示するMT4用のインジケーターで、分かりやすく損小利大のトレードが狙えるため、損切が苦手な人におすすめのインジケーターです。

このインジケーターを導入すると、画像の様に赤と青のラインが表示され、赤のラインがローソク足の上に表示されていればダウントレンド、青井ラインがローソク足の下に表示されていれば上昇トレンドと判断できます。

また、下降トレンドであれば、赤いラインが水平になっているところを損切の目安として使用します。

ある程度相場がトレンド方向に動くと、水平線が新たに形成されるので、今度は新しくできた水平線を損切の目安として使用するといった使い方が出来るかと思います。

BAT_ATR_v1を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

BAT_ATR_v1のパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「BackPeriod」はインジケーターを表示する範囲を設定するための項目で、値を大きくするほど広い範囲にインジケーターを表示します。

「Factor」はATRを乗算する係数を設定するための項目で、値を大きくするほどローソク足とインジケーターの距離が広がります。

まとめ

「BAT_ATR_v1」を使用する際のポイントをまとめると以下のようになります。

1. 赤色のラインが表示されている場合はダウントレンド。

2. 青色のラインが表示されている場合はアップトレンド。

3. 損切りの目安として使用する。

「BAT_ATR_v1」は、トレンド相場で損失を抑えつつ、利益を出来る限り伸ばせるような水準に損切注文を置きたい方に、向いているインジケーターです。

視覚的かつ直感的に損切の目安が判断でき、精度も悪く無いインジケーターなので、トレンド相場での損切が苦手という方は、一度試してみてはいかがでしょうか。