M1・M5・H1・D1のボリンジャーバンドをMTFで表示するMT4インジケーター『BB_Support』
更新日時:
マルチタイムフレーム分析に、対応したボリンジャーバンドがあればと考えたことはないでしょうか。
「BB_Support」は、複数の時間足で算出したボリンジャーバンドを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ボリンジャーバンドを使用している方
マルチタイムフレーム分析を行っている方
上記のような方のためにこの記事では、「BB_Support」について解説していきます。
BB_Supportの概要
「BB_Support」は、チャート上に、1分足・5分足・1時間足・日足のボリンジャーバンドをマルチタイムフレームで表示するMT4用のインジケーターで、名前から推測するに、上位時間軸のボリンジャーバンドをサポートとして使うことを想定しているので、ボリンジャーバンドを使ったトレードをしている人に最適なインジケーターです。
このインジケーターを導入すると、1分足~日足までのボリンジャーバンドがまとめて一気に表示され、白線が1分足、黄線が5分足、青線が1時間足、赤線が日足のボリンジャーバンドになります。
それぞれの時間軸のボリンジャーバンドの期間や偏差は個別に設定可能ですが、使用する時間軸の変更はできません。
注意点として、デフォルトでは日足のボリンジャーバンドの色が黒に設定されているため、チャート背景を黒に設定している人は色の変更をする必要があります。
パラメーターの設定画面から「色の設定」をクリックしてお好みの色に変更しましょう。
BB_Supportを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BB_Supportのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BB_Supportのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
M1Period |
1分足の期間 初期値:20 1分足のボリンジャーバンドの算出期間を設定します。 |
M1Deviation |
1分足の偏差 初期値:2 1分足のボリンジャーバンドの偏差を設定します。 |
M5Period |
5分足の期間 初期値:20 5分足のボリンジャーバンドの算出期間を設定します。 |
M5Deviation |
5分足の偏差 初期値:2 5分足のボリンジャーバンドの偏差を設定します。 |
H1Period |
1Hの期間 初期値:20 1時間足のボリンジャーバンドの算出期間を設定します。 |
H1Deviation |
1Hの偏差 初期値:2 1時間足のボリンジャーバンドの偏差を設定します。 |
D1Period |
1Dの期間 初期値:20 日足のボリンジャーバンドの算出期間を設定します。 |
D1Deviation |
1Dの偏差 初期値:2 日足のボリンジャーバンドの偏差を設定します。 |
MaShift |
移動平均線の表示移動 初期値:0 移動平均線の表示位置が左右に移動します。 |
PRICE_Ma |
移動平均線の適用価格 初期値:6 適用価格を設定します。 |
「〇〇Deviation」は、ボリンジャーバンドの偏差を設定するための項目で、値を大きくするほどボリンジャーバンドの幅が広くなります。
まとめ
「BB_Support」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
複数の時間足のボリンジャーバンドを表示する。
各ボリンジャーバンドの期間と偏差は個別に設定可能。
「BB_Support」はマルチタイムフレーム分析する際に、ボリンジャーバンドを使用したい方に向いているインジケーターです。
わざわざチャートを複数表示させなくても、上位足のボリンジャーバンドを意識することができるため、ボリンジャーバンドを使ったトレードをしている人にとっては、非常に興味深いインジーターではないでしょうか。