FXで何やっても勝てなくて、やったコト

BBと価格のクロスを、CCIとMAでフィルタリングしてシグナルを表示するMT4インジケーター『BearNakedPattern1.1』

更新日時:

BearNakedPattern1.1スクリーンショット

値動きの転換を、分析できる方法があればと考えたことはないでしょうか。

「BearNakedPattern1.1」は、CCIとボリンジャーバンドをベースに、エントリーのタイミングを表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 値動きの転換を捉えたい方

  2. CCIやボリンジャーバンドをよく使用する方

  3. 5分足チャートを使用してる方

上記のような方のためにこの記事では、「BearNakedPattern1.1」について解説していきます。

  1. BearNakedPattern1.1の概要
  2. BearNakedPattern1.1を表示する方法
  3. BearNakedPattern1.1のパラメーター解説
  4. まとめ

BearNakedPattern1.1の概要

「BearNakedPattern1.1」は、Daniel Vieira Costa氏によって考案され、価格がボリンジャーバンドのアッパーバンドまたはローワーバンドをクロスしたときに、CCIと移動平均線がクロスするとシグナルを表示するMT4用のインジケーターです。

製作者のコメントによると、このインジケーターは5分足で使うことを想定しており、他の時間足で使用する場合は適宜パラメーターを変更する必要があるそうです。

その他、使い方などについての解説はありませんでしたが、価格がボリンジャーバンドのアッパーバンドにクロスして、CCIと移動平均線がクロスした時は下向きの赤矢印を、ローワーバンドにクロスして、CCIと移動平均線がクロスした時は上向きの青矢印を表示するので、単純に矢印の方向にエントリーするといった使い方になるかと思います。

BearNakedPattern1.1を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

BearNakedPattern1.1のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

BearNakedPattern1.1

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

BearNakedPattern1.1のパラメーター解説

BearNakedPattern1.1パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

CCI_Periodo

CCIの期間

初期値:21

CCIの算出期間を設定します。

NivelCCI_MIN

CCIの最小値

初期値:-80

CCIの売られ過ぎ水準を設定します。

NivelCCI_MAX

CCIの最大値

初期値:80

CCIの買われ過ぎ水準を設定します。

MM_Periodo

移動平均線の期間

初期値:14

移動平均線の算出期間を設定します。

BB_Periodo

ボリンジャーバンドの期間

初期値:21

ボリンジャーバンドの算出を設定します。

BB_Desvio

ボリンジャーバンドの偏差

初期値:2

ボリンジャーバンドの偏差を設定します。

PIP_DesvioMAX

価格とボリンジャーバンドの差

初期値:0.0010

シグナルの閾値となる価格とボリンジャーバンドの差を設定します。

PIP_Oscilacao

シグナルを発するレンジ

初期値:0.0015

シグナルを発するレンジの閾値を設定します。

CCISetup2

CCIのモード2

初期値:false

CCIのモード2が有効になります。

FuraBollinger

価格とボリンジャーバンドの比較

初期値:false

trueに設定すると価格とボリンジャーバンドの比較が有効になります。

「CCISetup2」をtrueに設定した場合、移動平均線がCCIより上にあるのか、下にあるのかもシグナルに反映されます。

「FuraBollinger」をtrueに設定すると、価格とボリンジャーバンドの比較が有効になります。

また、インジケーターの作成者はパラメーターの「MMPeriod」を20に設定して使用してみることを推奨しています。

まとめ

「BearNakedPattern1.1」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. Daniel Vieira Costa氏によって考案された手法がベースになっている。

  2. 価格とボリンジャーバンドが交差した状態で、CCIと移動平均線がクロスするとシグナルを表示する。

  3. 5分足で使用する。

  4. 矢印の方向にエントリーする。

「BearNakedPattern1.1」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。

また、Daniel Vieira Costa氏の手法を試してみたい方にもおすすめです。

パッと見た限りでは、精度はあまり高くなさそうなインジケーターですが(使い方が間違っているのかもしれません)、ボリンジャーバンドやCCIを使ったトレードをしている人にとっては興味深いインジケーターではないでしょうか。