現在レートに水平線を引き、次のローソク足確定までの時間をテキストで表示するMT4インジケーター『Bid_Line_v2』
更新日時:
ローソク足が確定するタイミングは、新しい注文が入ることが多いため、価格が変化しやすい瞬間です。
「Bid_Line_v2」は、新しいローソク足が表示されるまでの時間を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ローソク足が確定したことを確認してからエントリーしている方
ローソクが確定するまでの時間を確認したい方
この記事ではそういった方のために、「Bid_Line_v2」について解説します。
Bid_Line_v2の概要
「Bid_Line_v2」は、現在レートに自動で水平線を引き、ローソク足右側に次のローソク足確定までの時間をテキストで表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のように、現在レートの位置によって自動的に上下移動する水色の水平線と、次のローソク足確定までの時間を表すピンクのテキストが表示されます。
次のローソク足確定までの時間を表すテキストは1分足であれば「0:6/1」のように、「残り時間/時間足(分)」という形で表示されます。
また、現在レートの水平線は、このインジケーターを導入している限り、自動で現在レートに合わせて上下移動します。
Bid_Line_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Bid_Line_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Bid_Line_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
offset |
オフセット 初期値:0.000 ラインを表示する水準のオフセットを設定します。 |
Line_Color |
水平線の色 初期値:DodgerBlue 水平線の表示色を設定します。 |
Line_Style |
水平線の種類 初期値:0 水平線の種類を設定します。 |
Line_Position |
ラインを表示する位置 初期値:Close ラインの表示位置をAsk、Bid、Close、Open、High、Lowの中から設定します。 |
Clock_Color |
テキストの色 初期値:Magenta テキストの表示色を設定します。 |
Clocl_Disp |
テキストの表示・非表示 初期値:true falseに設定するとテキストが非表示になります。 |
Clock_Xpos |
テキストの左右移動 初期値:6 値に応じてテキストの表示位置が左右に移動します。 |
パラメーターの「Clock_Disp」を"false"にすることで、次のローソク足確定までの時間を表すテキストを非表示にすることが出来るので、不要な方は"fase"にしておくと良いかと思います。
また、表示させる場合、テキストはローソク足右側に表示されるので、MT4上部のタブ「チャートの右端をシフト」をONにしなければチャート画面に映りません。
まとめ
「Bid_Line_v2」を使用する際のポイントを、まとめると以下の様になります。
ローソク足が確定するまでの時間をテキストで表示する。
時間/時間足という形式で表示される。
現在のレートを水平線で表示する。
「Bid_Line_v2」は、ローソク足が確定してからエントリーやイグジットの判断を行っている方に、向いているインジケーターです。
先述の通り、現在レートの位置が確認しやすくなり、サポートライン・レジスタンスラインとの距離も判断しやすくなります。
次のローソク足確定までのタイマー機能も付いているので、特にスキャルピングトレーダーの人にとっては非常に便利なインジケーターではないでしょうか。
気になった方はぜひ試してみてください。