チャート上の全てのローソク足の値動きを示唆するヒストグラムを表示するMT4インジケーター『Big_Times』
更新日時:2020年04月05日 10:17
ローソク足の始値から終値までの差が大きい場合、価格が大きく動いたことを意味しています。
「Big_Times」は、ローソク足の始値と終値と差をもとに、ボラティリティを分析するためのインジケーターで次のような方に向いています。
ローソク足単位でボラティリティを分析したい方
始値から終値までの差を確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「Big_Times」について解説します。
Big_Timesの概要
「Big_Times」は、チャート上の全てのローソク足の始値から終値までの値動きを示唆するヒストグラムを、サブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、相場のボラティリティを確認することができるインジケーターです。
このインジケーターを導入すると、画像のようにローソク足の始値から終値までの値動きを示唆するヒストグラムがpipsで表示されます。
例えば、直近ローソク足の始値から終値までが5pipsであれば、ヒストグラムにも5pipsの長さのバーが形成されるということですね。
Big_Timesを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Big_Timesのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Big_Timesのパラメーター解説
「Big_Times」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
このインジケーターにはパラメーター設定画面はありませんが、ヒストグラムの色や大きさを変更したい場合は、「色の設定」から変更しましょう。
まとめ
「Big_Times」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。
始値から終値までの差をヒストグラムで表示する。
ヒストグラムはpips単位で表示される。
ボラティリティを分析するためのインジケーターには、さまざまな種類がありますが、「Big_Times」はローソク足単位でボラティリティを分析したい方に、向いているインジケーターです。
「Big_Times」は、始値と終値の差をそのまま表示しており、平滑化処理は施されていないため、ノイズが多くなる傾向にあります。
ローソク足単位のボラティリティーではなく、ボラティリティの変化を分析したい場合は、ATRなどほかのインジケーターを使用した方が良いでしょう。
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