１分足～月足までのローソク足の向きを示唆するドットを表示するMT4インジケーター『Candle_Direction』

更新日時：2020年04月19日 3:01

チャートの時間足を切り替えずに、別の時間足の値動きの方向を確認できればと考えたことはないでしょうか。

「Candle_Direction」は、別の時間足の値動きを確認するためのインジケーターで、次のような方に向いています。

1. 複数の時間足での直近の値動きを把握しておきたい方

上記のような方のためにこの記事では、「Candle_Direction」について解説します。

1. Candle_Directionの概要
2. Candle_Directionを表示する方法
3. Candle_Directionのパラメーター解説
4. まとめ

Candle_Directionの概要

「Candle_Direction」は、1分足～月足までのローソク足が陽線なのか陰線なのかを示唆するドットをチャート左上に表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のようにチャート左上に１分足～月足までのローソク足を示唆するドットが表示されます。

このインジケーターで表示されるドットは、ローソク足によって３色に色分けされ、陽線であれば緑色で、陰線であれば赤色で、どちらでもなければ白色で表示されます。

ちなみに、どちらでもない白色というのは、新しいローソク足ができた瞬間にのみ表示されます。

このインジケーターで表示されるドットの色だけでトレンドを判断するのは危険ですが、短期的な相場の流れを判断するのには非常に役立つかもしれません。

Candle_Directionを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Candle_Directionのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Corner」はインジケーターの表示位置を設定するための項目で、0に設定した場合は左上、1に設定した場合は右上、2に設定した場合は左下、3に設定した場合は右下にインジケーターが表示されます。

「NetralColor」は初期設定の状態では白に設定されているため、チャートの背景色を白に設定している場合、インジケーターが見えなくなってしまいます。

必要に応じて見やすい色に変更しましょう。

まとめ

「Candle_Direction」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

1. 1分足～月足までの直近のローソク足が、陽線なのか陰線なのかをドットで表示する。

2. ローソク足によって3色に色分けして表示する。

「Candle_Direction」は、ほかの時間足の直近の値動きの方向を、大まかに把握しておきたいという方に向いています。

特に、スキャルピングやデイトレードがメインという方におすすめです。

気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。