FXで何やっても勝てなくて、やったコト

現在のローソク足の始値に対する相対的な価格変化を表示するMT4インジケーター『candledifference』

更新日時:

candledifferenceスクリーンショット

複数の通貨ペアの価格変化率を、まとめて確認できないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「candledifference」は、最大8つの通貨ペアの価格変化率を表示できるインジケーターで、以下のような方に向いています。

  1. 複数の通貨ペアの価格変化率を確認したい方

  2. マルチタイムフレーム分析を採り入れている方

上記のような方のためにこの記事では、「candledifference」について解説します。

  1. candledifferenceの概要
  2. candledifferenceを表示する方法
  3. candledifferenceのパラメーター解説
  4. まとめ

candledifferenceの概要

「candledifference」は、現在のローソク足の始値に対する相対的な価格変化を、パーセンテージのテキストでチャート上に表示するMT4用のインジケーターで、現在レートが始値からどの程度動いているのかを一目で判断することが出来ます。

画像だと少し見にくいですが、このインジケーターを導入すると、「EURUSD:0.02%」のように始値に対する価格変化がパーセンテージで表示されます。

始値よりも現在レートが高ければプラスの値で、始値よりも現在レートが低ければマイナスの値で表示されます。

また、このインジケーターでは最大で8つの通貨ペアの情報を表示することが出来、参考にするローソク足の時間足を変更することもできます。

candledifferenceを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

candledifferenceのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

candledifference

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

candledifferenceのパラメーター解説

candledifferenceパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Candle Timeframe

時間足

初期値:D1

価格変化率を算出する時間足を設定します。

Pair1

通貨ペア1

初期値:EURUSD

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair2

通貨ペア2

初期値:GBPUSD

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair3

通貨ペア3

初期値:AUDUSD

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair4

通貨ペア4

初期値:GBPJPY

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair5

通貨ペア5

初期値:USDCHF

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair6

通貨ペア6

初期値:USDCAD

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair7

通貨ペア7

初期値:USDJPY

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

Pair8

通貨ペア8

初期値:EURJPY

価格変化率を表示する通貨ペアを指定します。

「Candle Timeframe」は、価格変化率を算出する時間足を設定するための項目で、1分足~月足の中から選択します。

「Pair1」から「Pair8」は、価格変化率を表示する通貨ペアを指定するための項目です。

まとめ

「candledifference」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. 直近のローソク足の始値からの価格変化率を表示する。

  2. 価格変化率を算出する時間足は変更できる。

  3. 最大で8つの通貨ペアの価格変化率を表示できる。

「candledifference」は、直近の価格がどの程度変化しているのかを、確認したい方に向いているインジケーターです。

8つの通貨ペアの価格変化を表示できるので、複数通貨で取引している人やクロス通貨を意識したトレードをしている人にとっては非常に便利なインジケーターではないでしょうか。

気になった方はぜひ試してみてください。