ローソク足の始値から終値の動きをヒストグラムで表示するMT4インジケーター『candlestrength』
更新日時:2020年04月19日 11:54
上昇トレンドが発生すると陽線の数が多くなり、下降トレンドが発生すると陰線の数が多くなります。
「candlestrength」は、始値と終値の差をヒストグラムで表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
高値と安値の差を確認したい方
陰線と陽線の内、どちらが多いのか確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「candlestrength」について解説します。
candlestrengthの概要
「candlestrength」は、ローソク足の動きをそのままヒストグラムに表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像の様に陽線はプラス方向、陰線はマイナス方向のバーで構成されたヒストグラムが表示されます。
このインジケーターの製作者によると、計算方法は非常に簡単で、ローソク足の始値から終値までのpipsをヒストグラムとして表示しているそうです。
candlestrengthを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
candlestrengthのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
candlestrengthのパラメーター解説
「candlestrength」にトレーダーが変更可能なパラメータはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
インジケーターの性質上、パラメーターの変更ができなくても大きな支障はないでしょう。
まとめ
「candlestrength」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。
ローソク足の動きをヒストグラムで表示する。
始値から終値を減算して算出される。
陽線はプラス方向のヒストグラム、陰線はマイナス方向のヒストグラムとして表示される。
「candlestrength」は、始値と終値の差を確認したい方に、向いているインジケーターです。
また、陽線が多いのか陰線が多いのかを確認したい方にもおすすめです。
使いどころが難しいインジケーターですが、相場の分析に使用したり、一定上の動きを超えたときの逆張りエントリーなどに使えるインジケーターではないでしょうか。
気になった方はぜひ試してみてください。
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