トレンドの方向をバーで表示するMT4インジケーター「SilverTrend」
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直近の価格と過去の価格を比較して、トレンドの方向を分析できないだろうかと考えたことはないでしょうか。
「SilverTrend」は、一定期間前の価格から直近の価格が閾値以上に変化した場合にバーを表示するインジケーターで、次ような方に向いています。
トレンドの方向を分析したい方
過去の価格から一定以上の変化があったことを確認したい方
この記事では上記のような方のために、「SilverTrend」について解説します。
SilverTrendの概要
「SilverTrend」を起動すると、ローソク足上に青色と赤色のバーが表示されます。
バーが表示される条件は以下の通りです。
K=33-「RISK」
smin = 「SSP」期間中の最安値+(「SSP」期間中の最高値-「SSP」期間中の最安値)×K/100
smax = 「SSP」期間中の最高値-(「SSP」期間中の最高値-「SSP」期間中の最安値)×K/100
直近の終値<sminの場合、赤色のバーを表示。
直近の終値>smaxの場合、青色のバーを表示。
赤色のバーは価格が下降したことを示しており、青色のバーは価格が上昇したことを示しています。
一定期間前の価格を基準にしており、トレンドが終わってもしばらくバーが表示され続けるので、使用する際は注意しましょう。
SilverTrendを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SilverTrendのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SilverTrendのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「SilverTrend」のパラメーターは、バーを表示する閾値を設定するための項目、高値・安値を検出する期間を設定するための項目、インジケーターを表示する期間を設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
RISK |
リスク 初期値:3 Kの減数を設定します。 |
SSP |
検出期間 初期値:9 高値・安値を検出する期間を設定します。 |
CountBars |
カウントバー 初期値:350 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
「RISK」は、Kの減数を設定するための項目で、大きな値に設定するほど表示されるバーの数が少なくなります。
「CountBars」は、バーを表示する範囲を設定するための項目で、大きな値に設定すること過去に遡ってインジケーターを表示します。
まとめ
「SilverTrend」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
一定期間前の高値・安値と比較して、直近の終値が閾値以上に変化した時にバーを表示する。
青色のバーは価格が上昇している状態。
赤色のバーは価格が下降している状態。
「SilverTrend」は、トレンドの方向を分析したい方に向いているインジケーターです。
エントリーのタイミングを表示するインジケーターではないため、他のインジケーターと組み合わせて使用しましょう。