CCIが一定のレベル以上以下のローソク足を色分けして表示するMT4インジケーター『CCI CustomCandles』
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サブウィンドウを使用せずに、CCIが買われすぎ/売られすぎ水準を超えたことを、確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「CCI_CustomCandles」は、CCIをサブウィンドウに表示せずに、買われすぎ/売られすぎ水準を超えたことを知らせるインジケーターで、次のような方に向いています。
CCIを使用している方
サブウィンドウに表示するインジケーターの数を少なくしたい方
上記のような方のためにこの記事では、「CCI_CustomCandles」について解説します。
CCI_CustomCandlesの概要
「CCI CustomCandles」は、CCIがレベルを上回っているローソク足の色を自動で変更してくれるMT4用のインジケーターで、例えば、100と-100レベルを設定すると、CCIが100以上のローソク足は緑色で、CCIが-100以下のローソク足は赤色で表示してくれます。
ちなみに、CCI (コモディティ・チャネル・インデックス)は、為替変動の一手のサイクルに注目し、買われすぎ・売られ過ぎを判断することができるインジケーターで、RSIと似た特徴を持ちますが、天井と底が無いという点が大きな違いです。
CCIは、天井と底が無いという特徴ゆえ、一定のレベル以上以下にあるかが判断しにくいですが、このインジケーターを使用すれば視覚的かつ直感的に一定のレベル以上以下にあるかが判断できるようになります。
CCI_CustomCandlesを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
CCI_CustomCandlesのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
CCI_CustomCandlesのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
CCI_Period |
期間 初期値:25 CCIの算出期間を設定します。 |
CCI_Price |
適用価格 初期値:0 CCI の適用価格を設定します。 0:終値、1:始値、2:高値、3:安値、4:中間値、5:TP、6:加重終値 |
Overbought |
買われすぎレベル 初期値:480 買われすぎと判断するレベルを設定します。 |
Oversold |
売られすぎレベル 初期値:-480 売られすぎと判断するレベルを設定します。 |
BarWidth |
ヒゲの太さ 初期値:1 ローソク足のヒゲの太さを設定します。 |
CandleWidth |
実体部分の太さ 初期値:3 ローソク足の実体部分の太さを設定します。 |
「CCI_Price」はCCIの適用価格を設定するための項目で、価格を番号で指定する必要があります。
「Overbought」と「Oversold」は、買われすぎレベルと売られすぎレベルを設定するための項目で、CCIがここで設定した値を超えるとローソク足の色が変化します。
まとめ
「CCI_CustomCandles」について解説してきましたが、最後に要点をまとめておきましょう。
CCIが閾値を超えるとローソク足に色をつけて表示する。
CCIが買われすぎレベルを超えるとローソク足を緑色で表示する。
CCIが売られすぎレベルを超えるとローソク足を赤色で表示する。
「CCI_CustomCandles」はCCI自体は表示せずに、CCIのシグナルだけ確認できれば良いという方に向いているインジケーターです。
サブウィンドウを使用しないため、チャートをスッキリさせたい方にもおすすめです。
通常のCCIでは天井と底が無いため現在のレベルが判断しにくいですが、このインジケーターを使うことにより、一目でCCIが一定のレベル以上以下にあることが分かるようになります。
CCIを使ってトレードしている人にとっては非常に便利なインジケーターではないでしょうか。
気になった方はぜひ試してみてください。