CCIとブレイクアウトをもとにシグナルを表示するMT4インジケーター『cci_with_arrow』
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CCIのシグナルを一目で確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「cci_with_arrow」は、CCIのシグナルを矢印で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
スキャルピングで取引している方
CCIのシグナルを簡単に確認できるようにしておきたい方
CCIのシグナルを見逃したくない方
そういった方のためにこの記事では「cci_with_arrow」の使い方やパラメーターの設定方法について解説していきます。
cci_with_arrowの概要
「cci_with_arrow」は、CCIとブレイクアウトによってシグナルを表示するスキャルピング向けのMT4用のインジケーターで、具体的には、CCIが一定のレベル以上にあるときに、高値/安値の更新で矢印と縦線のシグナルを表示します。
このインジケーターの製作者によると、このインジケーターはスキャルピングトレーダーの判断材料またはトレンドの勢いが増しているのか、減っているのかを判断するために開発されたようです。
スキャルピングをする際は、15分足、30分足、1時間足でこのインジケーターのサインが表示されていることを確認して、5分足でトレードを行うようです。
また、サインは高値/安値の更新で表示されるので、トレンドが終わるのか継続するのかの判断にも使用できるそうです。
単純にCCIが一定のレベル以上以下になったときのアラートとしても使え、さらにスキャルピングやトレンドの勢いの確認にも使えるインジケーターです。
cci_with_arrowを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
cci_with_arrowのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
cci_with_arrowのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
barheight |
バーの長さ 初期値:300 バーラインを表示する閾値を設定します。 |
BarCount |
バーの数 初期値:3000 インジケーターを表示する範囲を設定します。 |
showheightline |
バーライン 初期値:false trueに設定すると一定以上の長さのバーがある位置に垂直のラインを表示します。 |
showarrowline |
アローラインを表示 初期値:false trueに設定すると矢印が表示された箇所に垂直のラインが表示されます。 |
sound |
サウンドアラート 初期値:false trueに設定するとサウンドアラートが有効になります。 |
usechart |
チャートの通貨ペアを使用 初期値:true falseに設定すると「pair」で設定した通貨ペアのCCIを算出します。 |
period |
CCIの算出期間 初期値:20 CCIの算出期間を設定します。 |
per |
時間足 初期値:0 CCIを算出する時間足を設定します。 |
price_type |
適用価格 初期値:1 CCIの適用価格を設定します |
pair |
通貨ペア 初期値:EURUSD CCIを算出する通貨ペアを設定します。 |
初期設定状態の「usechart」は、チャートに表示中の通貨ペアのCCIを算出する設定になっていますが、「pair」で指定した通貨ペアのCCIを表示したい場合は、「false」に変更しておく必要があります。
また、初期設定の状態ではサウンドアラートが無効になっていますので、必要な場合は「sound」を「true」に変更しておきましょう。
まとめ
「cci_with_arrow」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
スキャルピング用のインジケーターとして開発された。
CCIのシグナルを矢印で表示する。
サウンドアラート機能が使用できる。
「cci_with_arrow」は、スキャルピングなどの短期取引で、トレンドの勢いを分析したい方に向いているインジケーターです。
単純にCCIが一定のレベル以上/以下になったときのアラートとしても使用でき、CCIのシグナルを見逃したくないという方にもおすすめです。