短期と長期のCCIとヒストグラムをまとめてサブウィンドウに表示するMT4インジケーター『CCI woodies』

更新日時：2020年04月22日 21:46

CCIのシグナルは、買われすぎ/売られすぎレベルへの到達以外にも、さまざまなパターンがあります。

「CCI_woodies」は、CCIパターンを探すために作成されたインジケーターで、次のような方に向いています。

1. CCIをよく使用する方

2. CCIのシグナルを逃したくない方

この記事では上記のような方のために、「CCI_woodies」について解説します。

1. CCI_woodiesの概要
2. CCI_woodiesを表示する方法
3. CCI_woodiesのパラメーター解説
4. まとめ

CCI_woodiesの概要

「CCI woodies」は、短期と長期のCCIをまとめてサブウィンドウに表示し、ゼロラインを軸としたヒストグラムも表示するMT4用のインジケーターで、通常のCCIよりもCCIパターンが見やすくなっています。

ちなみに、CCI (コモディティ・チャネル・インデックス）とは、為替変動の一手のサイクルに注目し、買われすぎ・売られ過ぎを判断することができるインジケーターで、RSIと似た特徴を持ちますが、天井と底が無いという点が大きな違いです。

このインジケーターの製作者によると、このインジケーターは、ゼロラインクロス、リバースダイバージェンス、トレンドラインブレイクなど、トレンドの有無にかかわらず、数多くのCCIパターンを見つけるために作成されたようです。

また、他のインジーターと組み合わせて使用することが推奨されていました。

CCI_woodiesを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

CCI_woodiesのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「fastPeriod」は、短期CCIの算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど値動きに対する反応が緩やかになります。

「slowPeriod」は、長期CCIの算出期間を設定するための項目で、「fastPeriod」と同様に値によって値動きに対する反応速度が変化します。

「histLength」は、インジケーターを表示する期間をバーの数で設定するための項目です。

まとめ

「CCI_woodies」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

1. 算出期間の異なる2種類のCCIを表示する。

2. ゼロラインクロス、リバースダイバージェンス、トレンドラインブレイクなどのCCIパターンを見つけるためのインジケーター。

「CCI_woodies」は、できるだけ多くのCCIのパターンを見つけたい方に向いているインジケーターです。

製作者のコメントにもあった通り、CCIパターンが非常に判断しやすくなっています。

通常のCCIでは天井と底が無いため、値が極端にどちらか一方に伸びるとゼロラインがずれ、見にくくなりますが、このインジケーターはゼロラインを軸としているので、どれだけ値が伸びても見やすいままとなっています。

CCIを使ってトレードしている人にとっては非常に便利なインジケーターではないでしょうか。

気になった方はぜひ試してみてください。