FXで何やっても勝てなくて、やったコト

CCIのシグナルを矢印で表示してアラート通知するMT4インジケーター「Tipu_CCI」

更新日時:

Tipu_CCIスクリーンショット

相場のサイクルをもとに、値動きの方向を分析できないだろうかと考えたことはないでしょうか。

「Tipu_CCI」は、アラート機能付きのCCIを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 相場のサイクルにもとづいて値動きの方向を分析したい方

  2. CCIのシグナルを逃したくない方

  3. チャートに張り付いているのが難しい方

以上のような方のためにこの記事では、「Tipu_CCI」について解説します。

  1. Tipu_CCIの概要
  2. Tipu_CCIを表示する方法
  3. Tipu_CCIのパラメーター解説
  4. まとめ

Tipu_CCIの概要

「Tipu_CCI」を起動すると、サブウィンドウ上にCCIがヒストグラムで表示され、CCIのシグナルに応じた矢印がローソク足と一緒に表示されます。

「Tipu_CCI」は以下の方法で算出されます。

TP=(高値+安値+終値)/3

MA=TPの20期間単純移動平均

MD=((1期間前のTP-MA)+(2期間前のTP-MA)+(3期間前のTP-MA)・・・+(20期間前のTP-MA))/20

Tipu CCI=(TP-MA)/(0.15×MD)

「Tipu_CCI」の矢印はCCIが、0の水準と交差した時に表示されます。

CCIが0の水準を下から上に抜けた場合は青い上向きの矢印、上から下に抜けた場合は下向きの赤い矢印が表示されます。

初期設定のアラート機能は、画面表示での通知は有効になっていますが、モバイル通知とメール通知は無効になっていますので、必要に応じてパラメーターを有効にしておきしましょう。

Tipu_CCIを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Tipu_CCIのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Tipu_CCI

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Tipu_CCIのパラメーター解説

Tipu_CCIパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

CCI Period

CCI算出期間

初期値:14

CCIで分析する期間を設定します。

Applied Price

CCI適用価格

初期値:Typicl Price

CCIの算出に用いる価格の種類を設定します。

Overbought

買われ過ぎ水準

初期値:0

買われ過ぎと判断する閾値を設定します。

Oversold

売られ過ぎ水準

初期値:0

売られ過ぎと判断する閾値を設定します。

Mark Buy/Sell Signals

シグナルの表示方法

初期値:Arrows

シグナルを表示するマーカーの種類を設定します。

Arrow offset (pips)

矢印の表示位置

初期値:5

矢印とローソク足の距離を設定します。

Up Color

上昇シグナルの色

初期値:C'31,159,192'

上昇シグナルの表示色を設定します。

Down Color

下降シグナルの色

初期値:C'230,77,69'

下降シグナルの表示色を設定します。

Alert Buy?

買いアラートの有効/無効

初期値:true

falseに設定すると買いシグナルが無効になります。

Alert Sell?

売りアラートの有効/無効

初期値:true

falseに設定すると売りシグナルが無効になります。

Alert Shift

アラートのシフト

初期値:1

アラートの表示位置を設定します。

Alert Mobile

モバイル通知の有効/無効

初期値:false

trueに設定するとモバイル通知が有効になります。

Alert Onscreen

画面通知の有効/無効

初期値:true

trueに設定すると画面通知が有効になります。

Alert Email

メール通知の有効/無効

初期値:false

trueに設定するとメール通知が有効になります。

「Mark Buy/Sell Signals」は、シグナルの表示方法を設定するための項目で、矢印と垂直なラインの2種類から選択できます。

「Alert Buy?」「Alert Sell?」は買いシグナルと売りのシグナルの有効/無効を切り替えるための項目で、トレンド相場などで間違ったシグナルが頻繁に発せられる場合は、falseに変更して無効にしておくと良いでしょう。

まとめ

「Tipu_CCI」を使用する際のポイントをまとめると以下のようになります。

  1. アラート機能付きのCCIを表示する。

  2. 買いシグナルと売りシグナルは個別に無効化できる。

  3. モバイル通知・画面通知・メール通知を使用できる。

「Tipu_CCI」は、CCIのシグナルを逃したくない方におすすめのインジケーターです。

モバイル通知やメール通知機能が付いているため、チャートに張り付いているのが難しい場合でも、シグナルを見逃すことは少なくなるでしょう。

普段からCCIをよく使用している方は、一度「Tipu_CCI」を試してみるのもよいのではないでしょうか。