EMAをもとにしたチャネルを表示するMT4インジケーター「Vegas」
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価格とチャネルが接触したことを知らせてくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Vegas」は移動平均線をもとにチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
アラート機能付きのチャネルを探している方
チャネルをよく使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「Vegas」について解説します。
Vegasの概要
インジケーターを起動すると算出期間の異なる2本の移動平均線と、移動平均線をシフトしたラインが表示され、算出期間の短い移動平均線が緑のライン、 算出期間の長い移動平均線が青のラインで表示され、移動平均線をシフトしたラインは赤色で表示されます。
「Vegas」で表示される移動平均線は、どちらも指数平滑移動平均線が用いられ、平滑化方法の変更はできません。
価格が移動平均線や赤いラインと接触した際に、アラートで通知することもできます。
Vegasを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Vegasのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Vegasのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Vegas」のパラメーターは4つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Alerts |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
RiskModel |
リスクモード設定 初期値:1 1~4のモードを指定します。 |
MA1 |
移動平均線1の算出期間 初期値:144 価格に対する移動平均値の反応速度が変化します。 |
MA2 |
移動平均線2の算出期間 初期値:169 価格に対するチャネルの反応速度が変化します |
「Alerts」はアラートの有効・無効を設定するための項目で、初期設定では無効になっています。
trueに変更することでアラートを有効にできますので、必要な場合はパラメーターを変更しましょう。
「RiskModel」はチャネルの幅を設定するための項目で、4段階に調整できます。
1~4の番号でモードを指定し、番号が大きくなる程チャネルの幅が広くなっていきます。
相場のボラティリティーに合わせて移動平均線の算出期間や「RiskModel」を、調整した上で使用する必要があります。
まとめ
「Vegas」の特徴をまとめると以下のようになります。
移動平均線とチャネルを表示する。
チャネルと価格が接触するとアラートで通知する。
「Vegas」は、アラート機能付きのチャネルを探している方におすすめのインジケーターです。
チャネルをよく利用する方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
初期設定状態では無効になっていますが、アラート機能も付いていますのでうまく活用すれば、価格とラインの接触を見逃すことも少なくなるでしょう。