検出した高値/安値同士をラインで結んで表示するMT4インジケーター「VininI_ConstTickPriceM」
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利益確定水準や損切り水準の目安を確認できるスキャルピング向けのインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「VininI_ConstTickPriceM」は、短期取引向けの損切・利益確定水準を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
スキャルピングがメインの方
1分足チャートをよく使用する方
利益確定水準や損切り水準を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「VininI_ConstTickPriceM」について解説します。
VininI_ConstTickPriceMの概要
「VininI_ConstTickPriceM」は、検出した高値同士・安値同士をラインで結んで表示するインジケーターで、Victor Nicolaev aka Vininによって開発されました。
インジケータを起動すると、検出した高値/安値にもとづいてローソク足を囲うように赤いラインが表示されます。
高値が更新されるか、高値の検出期間を超えるまで、上部ラインは水平に表示され続け、安値が更新されるか、安値の検出期間を超えるまで、下部ラインは水平に表示され続けます。
インジケーターの開発者は、「VininI_ConstTickPriceM」を使用する際は、1分足チャートを使用することを推奨しています。
VininI_ConstTickPriceMを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
VininI_ConstTickPriceMのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
VininI_ConstTickPriceMのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「VininI_ConstTickPriceM」のパラメーターは、1項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
CountTick |
カウントティック 初期値:100 価格を検出するティック数を設定します。 |
「CountTick」は、価格を検出するティック数を設定するための項目です。
まとめ
「VininI_ConstTickPriceM」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
一定期間中の高値同士・安値同士をラインで結んで表示する。
1分足チャートでの使用が推奨されている。
1分足チャートでの使用が推奨されていますので、スキャルピングなどの短期取引を行っている方に、向いているインジケーターと言えます。
「VininI_ConstTickPriceM」単体で使用するのではなく、他のインジケーターと組み合わせて使用することをお奨めします。
また、取引が活発に行われていない時間帯には、ラインの表示が切れ切れになる場合がある点に留意しておきましょう。
シンプルなインジケーターですので、設定等で戸惑うことも少ないかと思います。
トレンド相場では、ロスカット水準の目安にできそうですが、実際の取引で試す前に充分なテストを行う必要があります。