NRTRタイプのチャネルを表示するMT4インジケーター「Skyscraper」
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トレンドの転換を分析できるインジケーターを試してみたいと考えたことはないでしょうか。
「Skyscraper」は、NRTR (Nick Rypock Trailing Reverse) タイプのインジケーターで次のような方に向いています。
トレンドの転換を分析したい方
トレンド相場における損切り水準を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「Skyscraper」について解説します。
Skyscraperの概要
「Skyscraper」を起動すると価格に追従する青色のラインと赤色のラインが表示されます。
価格が上昇している場合はローソク足の下に青色のラインが表示され、下降している場合はローソク足の上に赤色のラインが表示されます。
ラインの色が切り替わった場合は、トレンドが転換した可能性を示唆しています。
また、「Skyscraper」はトレンド相場における損切り水準の目安として使用することも可能です。
Skyscraperを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Skyscraperのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Skyscraperのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Length |
ATRの算出期間 初期値:10 ATRの算出期間を設定します。 |
Kv |
感度 初期値:0.9 インジケーターの感度を設定します。 |
StepSize |
ステップサイズ 初期値:0 Kvを増加させる間隔を設定します。 |
Advance |
オフセット 初期値:0 インジケーターのオフセットを設定します。 |
Percentage |
パーセンテージ 初期値:0 変動率を設定します。 |
HighLow |
モード切替 初期値:false trueに設定すると高感度モードが有効になります。 |
Color |
カラーモード 初期値:true falseに設定するとカラーモードが無効になります。 |
BarsNumber |
バーの数 初期値:0 インジケーターの表示範囲を設定します。 |
「Kv」は、インジケーターの感度を設定するための項目で、大きな値に設定するほど感度が高くなります。
「StepSize」は、インジケーターの感度を増加させる間隔を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど感度の上昇が早くなります。
まとめ
「Skyscraper」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
高値・安値にもとづいて価格に追従するNRTRタイプのインジケーター。
価格が上昇している場合は青色のラインが表示される。
価格が下降している場合は赤色のラインが表示される。
ラインの色が切り替わった場合トレンドが転換したことを示している。
「Skyscraper」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
損切りの目安としても使用できるので、トレンドフォロー系の手法を使用している方は試してみると良いでしょう。