フィボナッチ比率に基づくサポートライン・レジスタンスラインを自動で表示するMT4インジケーター『BobokusFibo_v2』
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サポートラインやレジスタンスラインの水準を表示するインジケーターの中には、フィボナッチ比率を使用するものがあります。
「BobokusFibo_v2」も、フィボナッチ比率をもとにサポートラインやレジスタンスラインを表示するインジケーターのひとつで、以下のような方に向いています。
サポートライン・レジスタンスラインの水準を分析したい方
サポートライン・レジスタンスラインのブレイクでエントリーした後の利確水準を分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「BobokusFibo_v2」について解説します。
BobokusFibo_v2の概要
「BobokusFibo_v2」は、設定した期間の高値・安値をもとに、フィボナッチ比率にもとづくサポートライン・レジスタンスラインを自動で引いてくれるMT4用のインジケーターです。
似ているインジケーターとして、以前紹介した「BobokusFibo_v1」というインジケーターがあります。
「BobokusFibo_v1」ではパラメーターの設定が出来ず、前日の高値・安値のみをもとにしていましたが、このインジケーターでは、パラメーターの設定が可能で、もとにする期間を変更することができます。
このインジケーターでは、ピボットラインを中心として上下6本ずつの水平線が引かれます。
ピボットラインより上のラインは下から順に、イントラデイのロング利確目安ライン、R1、前日高値、デイリーのロング利確目安ライン1〜3となっており、ピボットラインより下のラインは上から順に、イントラデイのショート利確目安ライン、S1、前日安値、デイリーのショート利確目安ライン1〜3となっています。
フィボナッチ比率にもとづくラインは、世界中のトレーダーが意識しており非常によく機能するので、レジスタンスラインやサポートラインとして使ったり、押し目・戻りの目安として使ったりとさまざまな使い方が出来るかと思います。
BobokusFibo_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BobokusFibo_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BobokusFibo_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
TimeFrame |
タイムフレーム(分) 初期値:60 インジケーターを算出する時間足を設定します。 |
Fibo_Num |
フィボナッチナンバー 初期値:12345 オブジェクトに表示する番号設定します。 |
Intra_color |
イントラデイラインの色 初期値:RoyalBlue イントラデイラインの表示色を設定します。 |
UppertColor |
デイリーロングの色 初期値:Blue ロングの利確目安ラインの表示色を設定します。 |
LowerColor |
デイリーショートの色 初期値:DodgerBlue ショートの利確目安ラインの表示色を設定します。 |
「TimeFrame」はインジケーターを算出する時間を設定するための項目で、初期設定の状態では60分に設定されており、1時間前のレンジにもとづいて各ラインが表示されます。
「Intra_color」「UppertColor」「LowerColor」は、それぞれのラインの色を設定するための項目で、必要に応じて見やすい色に変更しましょう。
まとめ
「BobokusFibo_v2」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
フィボナッチ比率にもとづいて、サポートライン・レジスタンスラインを自動的に表示する。
ピボットラインより上には、イントラデイのロング利確目安ライン、R1、前日高値、デイリーのロング利確目安ライン1〜3が表示される。
ピボットラインより下には、イントラデイのショート利確目安ライン、S1、前日安値、デイリーのショート利確目安ライン1〜3が表示される。
「BobokusFibo_v2」は、短期的なサポートラインやレジスタンスラインの水準を、分析したい方に向いているインジケーターです。
先述の通り、フィボナッチ比率にもとづくサポートライン・レジスタンスラインは世界中のトレーダーが意識しており、非常によく機能します。
また、このインジケーターではパラメーターの「TimeFrame」を変更することにより、各々のトレードスタイルに合ったラインを表示できるので、まだフィボナッチ比率にもとづく水平線を試していない人は、一度このインジケーターを導入してみると良いでしょう。