前日のレンジをもとにフィボナッチリトレースメントを自動で表示するMT4インジケーター「yesterdayfibo」

更新日時：2020年09月30日 20:17

自動的にフィボナッチリトレースメントを表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「yesterdayfibo」は、次のような方に向いています。

1. フィボナッチリトレースメントをよく使用する方

2. フィボナッチリトレースメントを手動で引くのは面倒だと感じている方

上記のような方のためにこの記事では、「yesterdayfibo」について解説します。

1. yesterdayfiboの概要
2. yesterdayfiboを表示する方法
3. yesterdayfiboのパラメーター解説
4. まとめ

yesterdayfiboの概要

「yesterdayfibo」は前日の値幅と値動きの方向を自動で検出し、フィボナッチリトレースメントを表示するインジケーターで、Xuefei Xiongによって開発されました。

インジケーターを起動すると検出した前日のレンジの上限と下限が赤い水平のラインで表示され、前日の0：00から23：59までの期間が赤い垂直のラインで表示されます。

前日の高値を付けたバーには高値のレート、安値を付けたバーには安値のレートが表示され、高値と安値は青色の破線で結ばれ、リトレースメント水準は青い水平のラインで表示されます。

「yesterdayfibo」を使用することで、デイトレなどの短い時間枠で取引を行っている場合、買いと売りの攻防が起こる可能性がある水準を事前に把握できるでしょう。

yesterdayfiboを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

yesterdayfiboのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Min Time Frames」は、インジケーターを表示する最小の時間枠を設定するための項目で、「Max Time Frames」は、最大の時間枠を設定するための項目です。

設定した時間枠以外のチャートには、インジケーターが表示されなくなるので注意しましょう。

「Time Range Line Color」「Price Range Line Color」「Price Mark Color」「Golden Section Color」は、ラインやテキストの表示色を設定するための項目です。

必要な場合は見やすい色に変更しましょう。

まとめ

「yesterdayfibo」の特徴をまとめると以下のようになります。

1. 前日の値幅と値動きの方向をもとにフィボナッチリトレースメントを自動的に表示する。

2. 前日の高値を付けたバーには高値のレート、安値を付けたバーには安値のレートが表示される。

3. 高値と安値は青色の破線で結ばれ、リトレースメント水準は青い水平のラインで表示される。

「yesterdayfibo」は、フィボナッチリトレースメントよく使用する方に向いているインジケーターです。

前日のレンジをもとに自動的にフィボナッチリトレースメントを表示するため、フィボナッチリトレースメントの使い方に慣れていないという方も良いインジケーターのではないでしょうか。

フィボナッチの使い方に慣れているという方でも、自分でリトレースメントを引く必要がなくなるため、使用を検討してみると良いでしょう。