2種類のフラクタルのシグナルを表示するMT4インジケーター「ReversalFractals」
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値動きの発展を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ReversalFractals」は、フラクタルをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの反転を捉えたい方
フラクタルをよく使用する方
シグナルがわかりやすいインジケーターを探している方
以上のような方のためにこの記事では「ReversalFractals」について解説します。
ReversalFractalsの概要
「ReversalFractals」は、2種類のフラクタルをもとにシグナルを表示します。
一般的なフラクタルでは1種類のフラクタルのシグナルしか表示されませんが、「ReversalFractals」では、バーの数が異なる2種類のフラクタルが発するシグナルを表示できます。
5本のローソク足を使用したフラクタルと7本のローソク足を使用したフラクタルそれぞれのシグナルを表示する仕組みです。
上向きの青い矢印は買いシグナル、下向きの赤い矢印は売りシグナルです。
シグナルはマーカーで表示されるので、シグナルの解釈に迷うことは少ないでしょう。
ただし、通常のフラクタルと同様に、シグナルが表示されたからといって必ずしも価格が反転するとは限りません。
「ReversalFractals」単体でエントリーのタイミングを分析するのは困難です。
ほかのインジケーターのシグナルも確認しながら使用した方がよいでしょう。
ReversalFractalsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ReversalFractalsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ReversalFractalsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ReversalFractals」のパラメーターは、インジケーターの計算に直近の終値を使用するか否かを設定する項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
CalculateOnBarClose |
終値を使用する 初期値:false trueに設定すると直近の終値が適用されます。 |
「CalculateOnBarClose」は、直近の終値をインジケーターの算出に使用するかどうかを設定するための項目です。
trueに設定すると、直近の終値がインジケーターに反映され、falseに設定すると反映されなくなります。
まとめ
「ReversalFractals」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
5本バーのフラクタルと7本バーのフラクタルをもとにシグナルを表示する
上向き青色の矢印は買いシグナル
下向きの赤色の矢印は売りシグナル
「ReversalFractals」は、価格の反転を捉えたい方に向いているインジケーターです。
動意の薄い相場では、頻繁にシグナルの方向が切り替わるため、使用する際は注意しましょう。