高値同士・安値同士を比較してトレンドが転換した方向をマーカーで表示するMT4インジケーター「SignalBars」
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トレンドの転換を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「SignalBars」は、高値同士や安値同士を比較して、トレンドが転換した方向をマーカーで表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの転換を分析したい方
逆張り系の手法を使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「SignalBars」について解説します。
SignalBarsの概要
「SignalBars」を起動するとチャート上に水色とオレンジのマーカーが表示されます。
「SignalBars」は、5~9本のローソク足の高値や安値を比較してマーカーを表示しています。
マーカーを表示する条件の例は以下の通りです。
・3つ前の高値>4つ前の高値、3つ前の高値>5つ前の高値、3つ前の高値>2つ前の高値、3つ前の高値>1つ前の高値の場合は水色のマーカーを表示。
・3つ前の安値<4つ前の安値、3つ前の安値<5つ前の安値、3つ前の安値<2つ前の安値、3つ前の安値<1つ前の安値の場合は水色のマーカーを表示。
・3つ前の高値=4つ前の高値、3つ前の高値>6つ前の高値、3つ前の高値>5つ前の高値、3つ前の高値>2つ前の高値、3つ前の高値>1つ前の高値の場合は水色のマーカーを表示。
・3つ前の安値=4つ前の安値、3つ前の安値<5つ前の安値、3つ前の安値<6つ前の安値、3つ前の安値<2つ前の安値、3つ前の安値<1つ前の安値の場合は水色のマーカーを表示。
そのほか、バーの数に応じてそれぞれ条件が設定されています。
水色のマーカーが表示されている場合はトレンドが上に転換したことを意味しており、反対にオレンジのマーカーが表示された場合はトレンドが下に転換したことを示しています。
SignalBarsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SignalBarsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SignalBarsのパラメーター解説
「SignalBars」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
まとめ
「SignalBars」について解説してきましたが要点をまとめると以下のようになります。
5~9本のローソク足の高値同士や安値同士を比較してマーカーを表示する。
水色のマーカーはトレンドが上に転換したシグナル。
オレンジのマーカーはトレンドが下に転換したシグナル。
「SignalBars」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
全体的にノイズが多く、特に動意の薄い局面ではダマしのシグナルが頻発するため、このインジケーター単体で使用するのは避けた方が良いでしょう。
また、強いトレンドが発生している状態で、トレンドに逆らったシグナルが表示されている場合も、慎重に判断する必要があります。