基準線とエンベロープをまとめて表示するMT4インジケーター『0 - Kijun-Sen + Envelopes - rev1』
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「0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」は、チャート上に一目均衡表の基準線と移動平均線と価格の乖離率を示唆するエンベロープを表示するインジケーターです。
次のような方に「0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」は向いています。
チャネルを使った逆張り系の手法を使用している方
エンベロープを使用している方
こういった方のためにこの記事では、「0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」について解説していきます。
- 0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」の概要
- 0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」を表示する方法
- 0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」のパラメーター解説
- まとめ
0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」の概要
「0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」を起動すると、基準線とエンベロープのアッパーバンドおよびローワーバンドが表示され、各ラインの右側にはテキストで価格が表示されます。
ちなみにエンベロープ(Envelope)とは、移動平均線の上下に一定のパーセンテージで幅を持たせて表示される線のことで、移動平均線と価格が大きく乖離すると互いに近づくという考えをもとに開発されたテクニカル指標です。
一目均衡表の基準線は転換線と一緒に使われるのが一般的ですが、基準線のみでもトレンドの方向性を確認するのに役立つので、基準線でトレンドの方向性を確認し、エンベロープで逆張りエントリーするといった使い方が出来るかと思います。
エンベロープはMT4にデフォルトでインストールされていますが、一目均衡表はインストールされていないため、まとめて表示できるこのインジケーターは便利ではないでしょうか。
0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Kijun_Sen_Period |
基準線の期間 初期値:25 基準線を算出する期間を設定します。 |
Envelope_Deviation |
エンベロープの幅 初期値:1000 エンベロープの幅が変化します。 |
Envelope_Top_Label_Color |
アッパーバンドの文字色 初期値:LimeGreen アッパーバンドの文字の色が変化します。 |
Kijun_Sen_Label_Color |
基準線の文字色 初期値:DodgerBlue 基準線の文字の色が変化します。 |
Envelope_Bottom_Label_Color |
ローワーバンドの文字色 初期値:Red ローワーバンドの文字の色が変化します。 |
Text_Size |
文字の大きさ 初期値:12 文字の大きさが変化します。 |
Make_Text_Bold |
太字 初期値:true falseに設定すると通常の文字の太さになります。 |
Move_Text_Right |
文字の位置 初期値:25 文字の表示位置が変化します。 |
Show_Top_Envelop_Band |
アッパーバンドの表示・非表示 初期値:true falseに設定するとアッパーバンドが非表示になります。 |
Show_Kijun_Sen |
基準線の表示・非表示 初期値:true falseに設定すると基準線が非表示になります。 |
Show_Bottom_Envelope_Band |
ローワーバンドの表示・非表示 初期値:true falseに設定するとローワーバンドが非表示になります。 |
Show_Labels |
文字の表示・非表示 初期値:true falseに設定すると文字が非表示になります。 |
デフォルトではエンベロープの幅が大きすぎるため、設定画面から適宜変更すると良いかと思います。
文字やラインの表示に関する項目については、特に必要がなければそのままで良いでしょう。
まとめ
「0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」について解説してきましたが、要点をまとめると以下の通りです。
基準線でトレンドの方向を確認する。
価格とエンベロープの接触がエントリーのシグナル。
「0-Kijun-Sen+Envelopes-rev1」は、チャネルを使った逆張り系の手法を試してみたい方に、向いているインジケーターです。
実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか十分なテストを行うことをおすすめします。