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一目均衡表の遅行スパンのみを表示するMT4インジケーター「WIchimokuChikou」

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WIchimokuChikouスクリーンショット

長期的なトレンドと短期的なトレンドを、まとめて分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「WIchimokuChikou」は、一目均衡表の2種類の遅行スパンを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 長期的なトレンドに沿った方向にエントリーしたい方

  2. 短期と長期両方のトレンドをまとめて分析したい方

上記のような方のためにこの記事では、「WIchimokuChikou」について解説します。

  1. WIchimokuChikouの概要
  2. WIchimokuChikouを表示する方法
  3. WIchimokuChikouのパラメーター解説
  4. まとめ

WIchimokuChikouの概要

このインジケーターで表示される遅行スパンは、26日前の価格をもとにした遅行スパンと101日前の価格をもとにした遅行スパンで、インジケーター起動時には26日遅行スパンのみが表示されます。

26日遅行スパンは白いラインで表示されるため、チャートの背景を白にしている場合は、チャートの背景色かラインの色を変更する必要があります。

このインジケーターは、「WIchimokuKUMO」というインジケーターと、一緒に起動して使用することが前提のインジケーターですので、使用する場合はWIchimokuKUMOも起動する必要があるので留意しておきましょう。

これは、MT4の表示バッファの制限によるもので、別々のインジケーターにする必要があるようです。

WIchimokuChikouを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

WIchimokuChikouのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

WIchimokuChikou

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

WIchimokuChikouのパラメーター解説

WIchimokuChikouパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

tenkan_k

転換線期間1

初期値:9

転換線1の算出期間を設定します。

kijun_k

基準線期間1

初期値:26

基準線1の算出期間を設定します。

senkou_k

先行スパン期間1

初期値:52

一目均衝表1の先行スパンを設定します。

tenkan_k2

転換線期間2

初期値:51

転換線2の算出期間を設定します。

kijun_k2

基準線期間2

初期値:101

基準線2の算出期間を設定します。

senkou_k2

先行スパン期間2

初期値:151

一目均衝表2の先行スパンを設定します。

ViewType

表示モード切替

初期値:1

インジケーターの表示モードを設定します。

「tenkan_k」と「tenkan_k2」は、転換線の算出期間を設定するための項目です。

他のパラメーターに関しても、通常の一目均衡表の項目が2つずつ設けられています。

一目均衡表を使用したことがある方であれば、パラメーターの設定や使い方で戸惑うことも少ないでしょう。

まとめ

「WIchimokuChikou」の特徴をまとめると以下のようになります。

  1. 一目均衡表の2種類の遅行スパンを表示する。

  2. 「WIchimokuKUMO」と組み合わせて使用する必要がある。

「WIchimokuChikou」は、大局的なトレンドに合わせて取引したい方に向いています。

短期・長期のトレンドをまとめて分析したい方にとっても、便利なインジケーターなのではないでしょうか。