遅行スパンを省略した一目均衡表を表示するMT4インジケーター「WIchimokuKUMO」
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トレンド相場でポジションを長くホールドするには長期的なトレンドにも目を配る必要があります。
「WIchimokuKUMO」は、一目均衡表の転換線・基準線・雲を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンド相場でエントリーしたい方
トレンド相場でポジションをいつまでホールドすべきか分析したい方
この記事では「WIchimokuKUMO」について詳しく解説します。
WIchimokuKUMOの概要
「WIchimokuKUMO」は、算出期間の異なる2種類の一目均衡表を表示することができ、期間の短い一目均衡表の各ラインの算出期間は、転換線が9、基準線が26、先行スパンが52に設定され、期間の長い方は転換線が51、基準線が101、先行スパンが151に設定されています。
インジケーター起動時には、期間の長い方の一目均衡表が表示され、基準線が水色、転換線がピンク、雲は両方の期間のものが表示されます。
インジケータの見方は通常の一目均衡表と同じです。
一目均衡表に触れたことがある方であれば、問題なく使用できるでしょう。
WIchimokuKUMOを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
WIchimokuKUMOのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
WIchimokuKUMOのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
tenkan_k |
転換線期間 初期値:9 転換線の算出期間を設定します。 |
kijun_k |
基準線期間 初期値:26 基準線の算出期間を設定します。 |
senkou_k |
先行スパン期間 初期値:52 一目均衝表1の先行スパンを設定します。 |
tenkan_k2 |
転換線期間2 初期値:51 転換線2の算出期間を設定します。 |
kijun_k2 |
基準線期間2 初期値:101 基準線2の算出期間を設定します。 |
senkou_k2 |
先行スパン期間2 初期値:151 一目均衝表2の先行スパンを設定します。 |
ViewType |
表示モード切替 初期値:4 インジケーターの表示モードを設定します。 |
「WIchimokuKUMO」単体で2つの一目均衡表を表示できるため、パラメーターもそれぞれ2つ用意されています。
このインジケーターは、一目均衡表の遅行スパンのみを表示するインジケーター「WIchimokuChikou」と、組み合わせて使用することが前提になっています。
インジケーターの開発者によると、MT4の表示バッファーの制限が原因のようで、2つのインジケーターに分ける必要があったようです。
パラメーターの設定やインジケーターの見方は通常の一目均衡表と同様ですので、一目均衡表に触れたことがある方であれば、設定等で戸惑うこともないかと思います。
まとめ
「WIchimokuKUMO」について解説してきましたが、特徴をまとめると以下のようになります。
一目均衡表を2つ表示する。
遅行スパンは表示できなない。
「WIchimokuKUMO」は、長期・短期両方のトレンドを分析したい方に向いているインジケーターです。
対局的な視点からトレンドを分析できるので、トレンド相場でエントリーしたポジションをいつまで保有し続けるのかを判断する時などに活用できるのではないでしょうか。