矢印でエントリーの方向を表示するMT4インジケーター「R2_ArrowsV11」
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取引のタイミングを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「R2_ArrowsV11」は、取引のタイミングをマーカーで表示するインジケーターで次のような方に向いています。
エントリーとイグジットのタイミングを分析したい方
トレンドを捉えたい方
上記のような方のためにこの記事では「R2_ArrowsV11」について解説します。
R2_ArrowsV11の概要
「R2_ArrowsV11」は、移動平均線とRSIをベースにしたインジケーターです。
移動平均線でトレンドの方向を判定し、RSIで取引のタイミングを判定。
移動平均線とRSI自体は表示せずに、矢印と星印だけを表示します。
オレンジの矢印は売りのエントリーシグナル、白の矢印は買いのエントリーシグナルです。
星印が表示された場合は、イグジットのタイミングであることを示しています。
トレンド相場ではそれなりにうまく機能するようですが、移動平均線がうまく機能しない持ち合い相場では、ノイズも多い傾向にあります。
また、トレンド相場でもダマしのシグナルが出るケースもあるので、他のインジケーターと組み合わせて使用した方が良いでしょう。
R2_ArrowsV11を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
R2_ArrowsV11のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
R2_ArrowsV11のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Trend_Ma_Periods |
移動平均線の期間 初期値:200 移動平均線の算出期間を設定します。 |
RsiLowLev |
RSIのローレベル 初期値:35 RSIで買いシグナルを判定する水準を設定します。 |
RsiHiLev |
RSIのハイレベル 初期値:65 RSIで売りシグナルを判定する水準を設定します。 |
RsiPeriods |
RSIの期間 初期値:2 RSIの算出期間を設定します。 |
Applied_Price |
適用価格 初期値:0 R2_ArrowsV1の適用価格を設定します。 |
CloseBuyRsiLev |
買いのイグジット水準 初期値:75 買いでイグジットするRSIのレベルを設定します。 |
CloseSellRsiLev |
売りのイグジット水準 初期値:25 売りでイグジットするRSIのレベルを設定します。 |
「Trend_Ma_Periods」は、移動平均線の算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、インジケーターに反映されるトレンドの期間が変化します。
「RsiPeriods」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
期間を短く設定するとシグナルが表示される頻度が高くなり、長い期間に設定すると頻度が下がります。
まとめ
「R2_ArrowsV11」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
白い矢印は買いシグナル、オレンジの矢印は売りシグナル
星印はイグジットのシグナル
RSIの算出期間によってシグナルが表示される頻度が変化する
「R2_ArrowsV11」は、取引するタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。
エントリーの方向やイグジットのタイミングを表示してくれるので、取引する際の参考にするとよいでしょう。