トレンドの強さを振り幅で表示するMT4インジケーター「RAVI_FX_Fisher」
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トレンドの強さを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「RAVI_FX_Fisher」は、トレンドの強さを表示するオシレーターで、次のような方に向いています。
トレンドの方向を分析したい方
トレンドの強さを分析したい方
以上のような方のためにこの記事では、「RAVI_FX_Fisher」について解説します。
RAVI_FX_Fisherの概要
「RAVI_FX_Fisher」を起動すると、サブウィンドウ上に緑色のラインが表示されます。
「RAVI_FX_Fisher」の算出方法は、以下の通りです。
MAValue=100×(「MAfast」期間線形加重移動平均-「MAslow」期間線形加重移動平均)×「MAfast」期間ATR/「MAslow」期間線形加重移動平均/「MAslow」期間ATR
「apply_IFT」がtrueの場合、RAVI_FX_Fisher=((2×MAValue)のネイピア数を底にしたべき乗-1)/((2×MAValue)のネイピア数を底にしたべき乗+1)
「apply_IFT」がfalseの場合、RAVI_FX_Fisher=MAValue
適用価格は終値ではなく、TPが適用されています。
インジケーターの振り幅が大きいほど、強いトレンドが発生している状態です。
「RAVI_FX_Fisher」の値が、0を超えている場合は上昇トレンド、下回っている場合は下降トレンドが発生した可能性を示しています。
RAVI_FX_Fisherを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
RAVI_FX_Fisherのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
RAVI_FX_Fisherのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
MAfast |
短期移動平均の期間 初期値:4 短期移動平均の算出期間を設定します。 |
MAslow |
長期移動平均の期間 初期値:49 長期移動平均の算出期間を設定します。 |
trigger |
閾値 初期値:0.07 閾値を設定します。 |
maxbars |
表示範囲 初期値:500 インジケーターを表示する範囲を設定します。 |
apply_IFT |
IFTを適用 初期値:true falseに設定するとIFTが無効になります。 |
「MAfast」「MAslow」は、短期と長期移動平均の算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて「RAVI_FX_Fisher」の反応速度が変化します。
「maxbars」は、チャート上にインジケーターを表示する範囲を設定するための項目です。
500に設定した場合、直近のバーから数えてローソク足500本分の範囲にインジケーターが表示されます。
まとめ
「RAVI_FX_Fisher」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
移動平均線とATRをもとに算出される
インジケーターの振り幅が大きいほど、強いトレンドが発生している可能性を示唆している
「RAVI_FX_Fisher」は、トレンドの強さを分析したい方に向いているインジケーターです。
トレンドフォロー型の使用法使用している方であれば、活用できる場面もあるのではないでしょうか。