エントリーの方向をマーカーで表示するMT4インジケーター「stepupdown」
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買うと売りのどちらでエントリーすべきか、判断に迷った経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
「stepupdown」は、エントリーする方向をマーカーで表示するインジケーターで次のような方に向いています。
エントリーすべき方向を分析したい方
シンプルなインジケーターを探している方
以上のような方のためにこの記事では、「stepupdown」について解説します。
stepupdownの概要
「stepupdown」を起動すると、チャート上に赤色のラインと矢印が表示されます。
赤色のラインは、中央値をもとに算出した20期間平滑化移動平均線です。
「stepupdown」は、エントリーすべき方向を矢印とテキストで表示します。
このインジケーターが、矢印を表示する条件は次の通りです。
posH=7期間中の最高値
posL=7期間中の最安値
posH>posLかつ直近の安値≧7期間前の安値の場合、買いシグナルを表示。
posH>posLかつ直近の安値≦7期間前の安値の場合、買いシグナルを表示。
posH<posLかつ直近の高値≦7期間前の高値の場合、売りシグナルを表示。
posH<posLかつ直近の高値≧7期間前の高値の場合、売りシグナルを表示。
買いシグナルが発せられた場合は、上向きの矢印とBUYというテキストが表示されます。
反対に売りシグナルが発せられた場合は、下向きの矢印とSELLというテキストが表示されます。
ただし、トレンドに逆らった方向にシグナルが表示される場合も多いので、このインジケーターのみでエントリーの方向を判断するのは危険です。
あくまでも参考程度に留めておいた方が良いでしょう。
stepupdownを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
stepupdownのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
stepupdownのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「stepupdown」に、トレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
PriceDirection |
Copyright ゥ 2014 3RJ ~ Roy Philips-Jacobs インジケーターの動作に影響はありません。 |
まとめ
「stepupdown」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
最高値・最安値を比較して買いや売りのシグナルを表示する。
赤色のラインは、中央値をもとに算出した平滑化移動平均線。
「stepupdown」は、エントリーすべき方向を分析したい方に適したインジケーターです。
シグナルが表示されたからといって、必ずしも矢印の方向に相場が動くとは限りませんので、このインジケーター単体で使用するのは避けた方が良いでしょう。