ストキャスティクスのシグナルを色の変化で知らせる移動平均線を表示するMT4インジケーター「STOCH_MA_v1.1」
更新日時:
トレンド相場でエントリーするタイミングを、分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「STOCH_MA_v1.1」は、移動平均線とストキャスティクスを組み合わせたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンド相場でエントリーするタイミングを分析したい方
移動平均線とストキャスティクスを使用している方
この記事では、「STOCH_MA_v1.1」について詳しく解説します。
STOCH_MA_v1.1の概要
「STOCH_MA_v1.1」を起動すると、チャート上に移動平均線が表示されます。
移動平均線はストキャスティクスの状態に応じて、緑色、赤色、オレンジ、水色、青色に変化します。
ストキャスティクスのメインラインが、買われ過ぎ水準を超えている場合は青色で表示されます。
オレンジは値動きが下に転換するシグナルで、買われ過ぎ水準を超えている状態で、メインラインがシグナルラインを上から下に抜けた時に表示されます。
反対に、メインラインが売られ過ぎ水準を下回っている場合は青色で表示されます。
水色は値動きが上に転換するシグナルで、売られ過ぎ水準を下回っている状態で、メインラインがシグナルラインを下から上に抜けた時に表示されます。
STOCH_MA_v1.1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
STOCH_MA_v1.1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
STOCH_MA_v1.1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
MA_Periods |
MAの期間 初期値:14 移動平均線の算出期間を設定します。 |
MA_Method |
MAの種類 初期値:MODE_SMA 移動平均線の算出方法を設定します。 |
K_Period |
%K期間 初期値:12 ストキャスティクスの%Kの算出期間を設定します。 |
D_Period |
%D期間 初期値:5 ストキャスティクスの%Dの算出期間を設定します。 |
Slowing |
スローイング期間 初期値:3 ストキャスティクスのスローイング期間を設定します。 |
STOCH_MA_Method |
スローイング方法 初期値:MODE_SMA ストキャスティクスのシグナルラインの平滑化方法を設定します。 |
PriceField |
価格フィールド 初期値:Low_High 高値/安値と終値/終値から選択します。 |
STOCH_LevelUp |
買われ過ぎ水準 初期値:80.0 ストキャスティクスの買われ過ぎ水準を設定します。 |
STOCH_LevelDn |
売られ過ぎ水準 初期値:20.0 ストキャスティクスの売られ過ぎ水準を設定します。 |
ReverseSignals |
シグナルの表示色 初期値:false trueに設定するとシグナルの表示色が入れ替われいます。 |
BarsCount |
表示範囲 初期値:10000 チャート上にインジケーターを表示する範囲を設定します。 |
「MA_Method」は、移動平均線の算出方法を設定するための項目で、単純移動平均、指数平滑移動平均、平滑移動平均、線形加重移動平均の4種類から選択可能です。
「K_Period」「D_Period」「Slowing」は、ストキャスティクスの各ラインの算出期間を設定するための項目で、ストキャスティクスの反応速度が変化します。
「ReverseSignals」は、シグナルの表示色を設定するための項目です。
trueに設定するとストキャスティクスが買われ過ぎのシグナルを発している場合はオレンジ、売られ過ぎの場合は水色で移動平均線を表示します。
まとめ
「STOCH_MA_v1.1」の特徴をまとめると次のようになります。
ストキャスティクスのシグナルを色の変化で知らせる。
移動平均線がオレンジで表示されている場合は値動きが下に転換するシグナル。
移動平均線が水色で表示されている場合は値動きが上に転換するシグナル。
「STOCH_MA_v1.1」は、トレンド相場でエントリーするタイミングを分析したい方に適したインジケーターです。
移動平均線とストキャスティクスを組み合わせて使用している方は、試してみると良いでしょう。