5SMAと34SMAの乖離率を表すヒストグラムと上下2本のバンドを表示するMT4インジケーター『AdvancedGetOscillator』
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算出期間の異なる2本の移動平均線の距離が徐々に離れてきている場合、相場にトレンドが存在していることを示唆しています。
反対に移動平均同士の距離が近く、頻繁に交差する場合は相場にトレンドが存在していないことを示唆しています。
「AdvancedGetOscillator」は、2本の移動平均線の距離をヒストグラムで表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
算出期間の異なる2本の移動平均線を使用してトレンドを分析している方
トレンドの強さを測定したい方
値動きの山や谷を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「AdvancedGetOscillator」について解説していきます。
AdvancedGetOscillatorの概要
「AdvancedGetOscillator」は、サブウィンドウに5SMAと34SMAの乖離率を表すヒストグラムと上下2本のバンドを表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報が見つからなかったため、上下バンドが何を表しているのかは不明です。
ヒストグラムに関しては5SMAと34SMAの乖離率を表しており、5SMAが34SMAよりも上にある時はヒストグラムのバーを上に表示し、逆に5SMAが34SMAよりも下にあるときはバーを下に表示します。
ちなみに乖離率とは、2本の移動平均線がどのくらい離れているかを数値化したもので、例えば2本の移動平均線が重なっている場合、乖離率は0ということになります。
上下バンドが何を表しているかの詳細は分かりませんが、おそらく、ヒストグラムが上下バンドのどちらかを超えた場合、山と谷を示唆してるのかと思います。実際にチャートを遡ってみてみると、ヒストグラムが上下バンドを超えた後に山もしくは谷が発生し反転している動きが多々見受けられました。
情報が少なく謎なインジケーターではありますが、パッと見ではこのインジケーターのみをトレードに使用したとしても、かなり精度が高く、正確に山と谷を捉えているように思えます。
AdvancedGetOscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
AdvancedGetOscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
AdvancedGetOscillatorのパラメーター解説
「AdvancedGetOscillator」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
初期設定ではバンドが白いラインで表示されるため、チャートの背景色を白に設定しているとラインと同化して見えなくなってしまいます。
そのため、チャートの背景色を変更するかラインの色を変更する必要があります。
ラインの色を変更する場合は、チャート上で右クリックして、「表示中のインジケーター」→「AdvancedGetOscillator」→「色の設定」から変更しましょう。
まとめ
「AdvancedGetOscillator」についてご紹介してきましたが、最後に要点をまとめておきます。
5SMAと34SMAの乖離率を青色のヒストグラムで表示する。
バンドも一緒に表示する。
チャートの背景色によってはバンドが見えなくなってしまうため、ラインか背景色の変更が必要。
「AdvancedGetOscillator」は、2本の移動平均線の乖離率を一目で確認できるため、トレンドの方向と強さを分析したい方に向いているインジケーターです。
また、価格の山や谷を分析して値動きが転換する兆候を分析したい場合にも活用できそうです。
押し目買いや戻り売りや逆張りのタイミングを計るのに活用できそうですが、実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか確認した上で使用することをおすすめします。