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期間10と期間252の移動平均線をもとに相場の動きを示唆するオシレーターを表示するMT4インジケーター『AggM』

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AggMスクリーンショット

トレンドの方向を高い精度で分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「AggM」は、短期の移動平均線と長期の移動平均線をもとに、トレンドの方向を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. トレンドフォロー系の手法を使用している方

  2. トレンドが発生する兆候を掴みたい方

この記事ではそういった方のために、「AggM」の見方やパラメーターについて解説していきます。

  1. AggMの概要
  2. AggMを表示する方法
  3. AggMのパラメーター解説
  4. まとめ

AggMの概要

「AggM」は、期間10と期間252の移動平均線をもとに相場の動きを示唆するオシレーターをサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報が無いため詳細な計算方法等は分かりませんが、単純に乖離率を表示しているわけではなく、独自の計算式でトレンドを大まかにとらえているようです。

期間252の移動平均線をもとにしているのでダマしが少なく中々正確に相場の動きをとらえているように見えます。

基本的には、値が0.5レベルより上にある間は上昇トレンド、逆に値が0.5レベルより下にある間は下降トレンドととらえて良いかと思います。

また、このインジケーターは0~1レベルの間を推移するので、画像のように0.5レベルに水平線を引くとより使いやすいかと思います。実際に0.5レベルがサポートやレジスタンスとして機能することが多々あります。

AggMを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

AggMのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

AggM

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

AggMのパラメーター解説

AggMパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「AggM」のパラメーターは、移動平均線の算出期間を設定するための項目だけで構成されています。

入力項目 入力内容

fast_m_period

短期移動平均線の期間

初期値:10

短期的な値動きに対するインジケーターの反応速度が変化します。

slow_m_period

長期移動平均線の期間

初期値:252

長期的な値動きに対するインジケーターの反応速度が変化します。

パラメーターに関しては、特にこだわりがなければそのままの設定で良いかと思います。

まとめ

「AggM」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。

  1. 長期移動平均線と短期移動平均線をもとに算出される。

  2. インジケーターの値が0.5を超えている場合は上昇トレンドのシグナル。

  3. インジケーターの値が0.5を下回っている場合は下降トレンドのシグナル。

  4. 0.5の水準がサポートやレジスタンスとして機能することがある。

「AggM」は、トレンドが発生する兆候を分析したい方に向いているインジケーターです。

0.5の水準を基準にトレンドの方向を判断するというシンプルな使い方なので、使い勝手の良いインジケーターと言えます。

先述の通り、中々良い感じにトレンドを捉えており、0.5レベルもサポートやレジスタンスとして多々機能するため、使い方によってはかなり役立つインジケーターかもしれません。