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AwesomeOscillatorのシグナルをチャート上に番号で表示するMT4インジケーター「WisemanAO」

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WisemanAOスクリーンショット

トレンドが発生しているかどうかを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「WisemanAO」は、Bill WilliamsのAO(Awesome Oscillator)をベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. トレンドの有無を分析したい方

  2. トレンドの方向を分析したい方

この記事では「WisemanAO」について解説します。

  1. WisemanAOの概要
  2. WisemanAOを表示する方法
  3. WisemanAOのパラメーター解説
  4. まとめ

WisemanAOの概要

「WisemanAO」を起動すると、AOのシグナルに応じてチャート上に番号が表示されます。

このインジケーターのベースになっているAOの算出方法は以下の通りです。

中間値=(高値+安値)/2

AO=中間値の5期間単純移動平均-中間値の34期間単純移動平均

「WisemanAO」では、5期間のAOの値を比較することでシグナルを検出しており、上昇シグナルが発せられた場合は赤い①、下降シグナルが発せられた場合は緑色の②が表示されます。

また、シグナルが発せられると、その方向に応じてupやdownといったアラートも表示されます。

トレンド相場内では、それなりにうまく機能しているように見受けられますが、全体的にややノイズの多いインジケーターです。

レンジ相場では、特にノイズが多くなりますので、そういった場面での使用は避けた方が良さそうです。

「WisemanAO」単体で使用せずに、他のインジケーターと組み合わせて使用することで、ある程度ダマしのシグナルでのエントリーを減らすことができるかもしれません。

WisemanAOを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

WisemanAOのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

WisemanAO

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

WisemanAOのパラメーター解説

WisemanAOパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「WisemanAO」は、シグナルの表示位置とアラートの有無を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

updown

シグナルの表示位置

初期値:10

ドットの表示位置を調整します。

UseAlert

アラートの有効/無効

初期値:true

falseに設定するとアラートが無効になります。

「updown」は、番号の表示位置を設定するための項目です。

値に応じて番号とローソク足と距離が変化するので、見やすい位置に調整しましょう。

「UseAlert」は、アラートの有効/無効を設定するための項目で、falseに設定するとアラートが無効になります。

まとめ

「WisemanAO」について解説してきましたが、特徴をまとめると以下のようになります。

  1. AO(Awesome Oscillator)の発したシグナルをチャート上に番号で表示する。

  2. 上昇シグナルが発せられた場合は赤い①を表示する。

  3. 下降シグナルが発せられた場合は緑色の②が表示される。

「WisemanAO」は、トレンドの有無を分析したい方に向いているインジケーターです。

シンプルなインジケーターですので、使い方に戸惑うことも少ないのではないかと思います。