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連続した6つの加重終値を比較して値動きを分析するMT4インジケーターを表示する「test_5close_up_v31」

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test_5close_up_v31スクリーンショット

加重終値は代表値の一種で、加重終値=(高値+安値+終値+終値)/4という方法で算出され、TPよりも終値に比重が置かれています。

「test_5close_up_v31」は加重終値の変化をもとに、値動きの方向をマーカーで表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ノイズを取り除いた価格の変化を確認したい方

  2. 価格に一定以上の変化があったことを確認したい方

以上のような方のためにこの記事では、「test_5close_up_v31」について解説します。

  1. test_5close_up_v31の概要
  2. test_5close_up_v31を表示する方法
  3. test_5close_up_v31のパラメーター解説
  4. まとめ

test_5close_up_v31の概要

「test_5close_up_v31」は、直近の加重終値から6つ前の加重終値を比較して、価格の向かっている方向を矢印で表示するインジケーターで、Ron Tによって開発されました。

初期設定の状態では、価格が下降している場合は下向きの赤い矢印が表示され、上昇している場合は上向きの白い矢印が表示されますが、この記事のチャート画像では白から黒に変更しています。

「test_5close_up_v31」が、矢印を表示する条件は以下の通りです。

6つ前の加重終値>5つ前の加重終値>4つ前の加重終値>3つ前の加重終値>2つ前の加重終値>1つ前の加重終値>直近の加重終値の場合、下向きの赤い矢印が表示されます。

6つ前の加重終値<5つ前の加重終値<4つ前の加重終値<3つ前の加重終値<2つ前の加重終値<1つ前の加重終値<直近の加重終値の場合、上向きの白い矢印が表示されます。

「test_5close_up_v31」は、あくまでも値動きの方向を表示したものであり、エントリーのタイミングを示しているわけではないという点に留意しておきましょう。

エントリーのタイミングを計るには、他のインジケーターと組み合わせて使用する必要があります。

test_5close_up_v31を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

test_5close_up_v31のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

test_5close_up_v31

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

test_5close_up_v31のパラメーター解説

test_5close_up_v31パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「test_5close_up_v31」のパラメーターは、1項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

Gap_Size

ギャップサイズ

初期値:0.003

無効なパラメーターです。

「Gap_Size」は、インジケーターの算出とは直接関わりのない項目のため、変更してもインジケーターの動作に変化はありません。

まとめ

「test_5close_up_v31」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。

  1. 加重終値が6期間連続で減少した場合は下向きの赤い矢印を表示する。

  2. 加重終値が6期間連続で増加した場合は上向きの白い矢印を表示する。

「test_5close_up_v31」は、価格に一定以上の変化があったことを確認したい方に向いているインジケーターです。

動意の薄い相場ではうまく機能しないため、相場が静かな時は使用を控えた方が良いでしょう。