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AOとACをもとにトレンドの方向をローソク足と一緒に表示するMT4インジケーター「wlxBW5Zone」

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wlxBW5Zoneスクリーンショット

インジケーターにはそれぞれ長所と短所があるため、テクニカル分析の際に複数のインジケーターを組み合わせている方も多いのではないでしょうか。

「wlxBW5Zone」は、Bill WilliamsのAO(Awesome Oscillator)とAC(Accelerator/Decelerator)をもとに、トレンドの方向をチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 値動きの方向を分析したい方

  2. AOを使用したことがある方

  3. ACを使用したことがある方

以上のような方のためにこの記事では、「wlxBW5Zone」について解説します。

  1. wlxBW5Zoneの概要
  2. wlxBW5Zoneを表示する方法
  3. wlxBW5Zoneのパラメーター解説
  4. まとめ

wlxBW5Zoneの概要

インジケーターを起動するとローソク足と一緒に、2種類の記号が表示され、上昇シグナルが発せられたポイントにはベージュのドット、下降シグナルが発せられたポイントには赤いドットが表示されます。

「wlxBW5Zone」は、5期間のAOとACの値を比較することでシグナルを検出しており、直近のACと1つ前のAC、 1つ前のACと2つ前のACという具合に、5つ前のACまでの値を比較し、AOでも同様の比較が行われ、AO・ACともに同じ方向を示している場合に、チャート上にシグナルが表示されます。

新しいACの値が古いACの値よりも全て高く、新しいAOの値が古いACの値よりも全て高い場合は、上昇のシグナルが発せられ、反対にAC・AOとも新しい値が全て古い値より低い場合は下降のシグナルが発せられます。

全体的にダマしのシグナルが多いインジケーターですが、レンジ相場内では特にその傾向が強いため、レンジ相場内での使用は避けた方が良さそうです。

チャートの背景色によっては、ドットが見にくい可能性がありますので、ドットの色を変更するかチャートの色を変更した方が良いかもしれません。

wlxBW5Zoneを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

wlxBW5Zoneのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

wlxBW5Zone

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

wlxBW5Zoneのパラメーター解説

wlxBW5Zoneパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「wlxBW5Zone」のパラメーターは、ドットの表示位置を調整するための項目のみで構成されています。

入力項目 入力内容

updown

ドットとローソク足の距離

初期値:12

ドットの表示位置を調整します。

「updown」は、ドットとローソク足と距離を設定するための項目です。

使用しているチャートの縮尺に合わせて調整しましょう。

まとめ

「wlxBW5Zone」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. AO(Awesome Oscillator)とAC(Accelerator/Decelerator)をベースにしている。

  2. 5期間連続でAOとACが増加した場合はベージュのドットが表示される。

  3. 5期間連続でAOとACが減少した場合は赤色のドットが表示される。

「wlxBW5Zone」は、値動きの方向を分析したい方に向いています。

どの程度うまく機能するのか、充分にテストした上で使用することをおすすめします。

AO・ACを使用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。