Awesome Oscillatorのシグナルをチャート上にドットで表示するMT4インジケーター「wlxBWWiseMan-2」
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AO(Awesome Oscillator)は、算出期間の異なる2種類の中央値移動平均の差を表示するインジケーターです。
「wlxBWWiseMan-2」は、上記のAOをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの方向を分析したい方
AOに触れたことがある方
以上のような方のためにこの記事では、「wlxBWWiseMan-2」について解説します。
wlxBWWiseMan-2の概要
インジケーターを起動すると、オレンジとピンクのドットがローソク足と一緒に表示されます。
オレンジのドットは上昇の可能性を示唆し、ピンクのドットは下降の可能性を示唆しています。
4~3期間前のAOが0より高い水準で推移し、AOが上昇した後に直近のACまで連続して下降した場合は上昇のシグナルです。
反対に、4~3期間前のAOが0より低い水準で推移し、4~3期間前にかけてAOが下降した後、直近のACまで連続して上昇した場合、「wlxBWWiseMan-2」は下降のシグナルを表示します。
トレンド相場ではうまく機能しているように見受けられますが、レンジ相場ではダマしのシグナルも多いようですので、注意が必要です。
その時点での相場にトレンドが存在しているかどうかを、分析するためのインジケーターと組み合わせて使用した方が良さそうです。
wlxBWWiseMan-2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
wlxBWWiseMan-2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
wlxBWWiseMan-2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「wlxBWWiseMan-2」のパラメーターは、1項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
updown |
ドットとローソク足の距離 初期値:8 ドットの表示位置を調整します。 |
「updown」は、ドットとローソク足の距離を設定するための項目です。
チャートの縮尺によってはドットが見にくくなるので、必要に応じて調整すると良いでしょう。
まとめ
「wlxBWWiseMan-2」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
AO(Awesome Oscillator)をベースにしたインジケーター。
オレンジのドットは上昇の可能性を示唆している。
ピンクのドットは下降の可能性を示唆している。
「wlxBWWiseMan-2」は、価格が上昇傾向にあるのか下降傾向にあるのかを分析したい方に向いているインジケーターです。
ベースになっているAO自体は、チャート上に表示されませんので、「wlxBWWiseMan-2」を使用する際は、一度AOと一緒に表示した方が、インジケーターの挙動を理解しやすいかと思います。