終値の差をもとに相場の反転を分析するMT4インジケーターを表示する「TLB」
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相場の反転を分析する場合、オシレーター系のインジケーターがよく用いられますが、オシレーター以外に反転を捉えられるインジケーターがあれば、試してみたいという方もいるのではないでしょうか。
「TLB」は、価格同士を比較して値動きの転換を分析するためのインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの転換を捉えたい方
Three Line Breakを試してみたい方
逆張り系の手法を使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「TLB」について解説します。
TLBの概要
「TLB」は、特定期間中の終値同士の比較をもとに、価格の変化をバーとして表示すThree Line Breakというインジケーターを表示します。
インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上にバーが表示され、価格が上昇している場合は青いバーが表示され、下降している場合は赤いバーが表示されます。
「TLB」は相場の反転を分析するためのインジケーターで、特定の色のバーが連続した後に、違う色のバーが表示された場合は、相場が反転する可能性を示しています。
赤色のバーが連続して表示された後に青色のバーが1本表示されると、相場が上昇に転じる可能性を示唆しています。
反対に青色のバーが連続して表示された後に赤色のバーが1本表示されると、相場が下降に転じる可能性を示しています
TLBを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TLBのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
TLBのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
| 入力項目 | 入力内容 |
LB |
価格を比較する期間 初期値：3 終値を比較する期間を設定します。 |
ColorOfFon |
fonの色 初期値：White 隣接しているバーの長さの表示色を設定します。 |
Color1 |
上昇の色 初期値：Blue 上昇バーの色を設定します。 |
Color2 |
下降の色 初期値：Red 下降バーの色を設定します。 |
「LB」は、終値同士を比較する期間を設定するための項目で、大きな値に設定するとインジケーターの変化が緩やかになります。
「ColorOfFon」は、隣接しているバーの長さの表示色を設定するための項目で、インジケーターの値が上昇している場合は前のバーの長さ、下降している場合は後ろのバーの長さをここで指定した色で表示します。
まとめ
「TLB」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
終値同士を比較するThree Line Breakを表示する。
赤色のバーが連続して表示された後に青色のバーが1本表示されると、相場が上昇に転じる可能性がある。
青色のバーが連続して表示された後に赤色のバーが1本表示されると、相場が下降に転じる可能性がある。
「TLB」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
実際の取引で使用する前に、どの程度の精度で反転を検出できるのか、バックテストを実施することをおすすめします。