価格が上昇する確率と下降する確率を時間枠別に表示するMT4インジケーター「TREND_alexcud_v_2」
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価格が上昇する確率と下降する確率を、分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「TREND_alexcud_v_2」は、前述のような機能を備えたインジケーターで以下の方に向いています。
価格が上昇する確率と下降する確率を大まかに把握したい方
マルチタイムフレーム分析を採り入れている方
この記事では上記のような方のために、「TREND_alexcud_v_2」について解説します。
TREND_alexcud_v_2の概要
「TREND_alexcud_v_2」は、指定した3種類の時間枠別に価格が上昇する確率と下降する確率を表示するインジケーターで、Aleksander Kudimovによって開発されました。
インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に価格が上昇する確率を水色の数値で表示し、下降する確率を赤色の数値で表示します。
「TREND_alexcud_v_2」によって表示されるそれぞれの確率は、算出期間の異なる5本の移動平均線とACをもとに算出されています。
「TREND_alexcud_v_2」が表示する矢印は、各インジケーターをもとに判定したトレンドの方向を示しており、上向きの矢印の数と下向きの矢印と数を、それぞれカウントして確率を算出しています。
「TREND_alexcud_v_2」は、エントリーのタイミングを計るためのインジケーターではありませんので、ほかのインジケーターと組み合わせて使用しましょう。
TREND_alexcud_v_2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TREND_alexcud_v_2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TREND_alexcud_v_2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
maTrendPeriod_1 |
移動平均線1の算出期間 初期値:5 移動平均線1の価格に対する反応速度が変化します。 |
maTrendPeriod_2 |
移動平均線2の算出期間 初期値:8 移動平均線2の価格に対する反応速度が変化します。 |
maTrendPeriod_3 |
移動平均線3の算出期間 初期値:13 移動平均線3の価格に対する反応速度が変化します。 |
maTrendPeriod_4 |
移動平均線4の算出期間 初期値:21 移動平均線4の価格に対する反応速度が変化します。 |
maTrendPeriod_5 |
移動平均線5の算出期間 初期値:34 移動平均線5の価格に対する反応速度が変化します。 |
TF1 |
時間枠1 初期値:15 1つ目の時間枠を分単位で設定します。 |
TF2 |
時間枠2 初期値:60 2つ目の時間枠を分単位で設定します。 |
TF3 |
時間枠3 初期値:240 3つ目の時間枠を分単位で設定します。 |
「maTrendPeriod_1」から「maTrendPeriod_5」は、各移動平均線の算出期間を設定するための項目で、値に応じて価格に対する反応速度が変化します。
「TF1」「TF2」「TF3」は、確率を算出する時間枠を設定する項目で、時間枠を指定する場合、分単位で指定する必要があり、5分足に設定したい場合は5、4時間足に設定したい場合は240という風に設定します。
まとめ
「TREND_alexcud_v_2」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
価格が上昇する確率と下降する確率を3つの時間枠別に表示する。
算出期間の異なる5本の移動平均線とACをもとにトレンドを判定している。
価格が上昇する確率を水色の数値、下降する確率を赤色の数値で表示する。
「TREND_alexcud_v_2」は、時間枠別に価格が上昇する確率と下降する確率を、大まかに把握しておきたいという方に向いているインジケーターです。
どの程度の精度でトレンドを予測できるのか、事前にテストを行って確認しておくことをおすすめします。