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直近のバーの値幅と値動きを一覧で表示するMT4インジケーター「updown」

更新日時:

updownスクリーンショット

複数の通貨ペアがどの程度変化しているのかを、確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「updown」は、始値から終値までの値幅や、高値から終値までの値幅を一覧で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 短期取引を行っている方

  2. 価格が向かっている大まかな方向を確認したい

  3. 価格がどの程度変化したのか確認したい方

以上のような方のためにこの記事で、「updown」について解説します。

  1. updownの概要
  2. updownを表示する方法
  3. updownのパラメーター解説
  4. まとめ

updownの概要

「updown」を起動すると、チャートの左上に通貨ペア名と値幅が表示され、価格が上昇している通貨ペアは緑色、下降している通貨ペアは朱色で表示されます。

通貨ペア名が表示されているボタンをクリックすると、その通貨ペアの15分足チャートが新たに表示されます。

直近のローソク足の値幅を、具体的な数字で把握したい場合に便利なインジケーターです。

「通貨ペアリスト」に表示されていない通貨ペアは、「updown」で表示できませんので表示したい通貨ペアが、「通貨ペアリスト」にない場合は追加しておきましょう。

updownを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

updownのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

updown

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

updownのパラメーター解説

updownパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Info

MODE button for change sorting

Method (1 open/close, 2 high/low)

値幅の表示方法

初期値:1

どちらの値幅を表示するのか選択します。

Number of buttons

ボタンの数

初期値:10

ボタンの数を設定します。

Font Size

文字のサイズ

初期値:10

文字のサイズを調整します。

Color for uptrend

上昇トレンドの色

初期値:clrDarkGreen

上昇している通貨ペアの表示色を設定します。

Color for downtrend

下降トレンドの色

初期値:clrOrangeRed

下降している通貨ペアの表示色を設定します。

Color for text

文字の色

初期値:clrBlack

文字の表示色を設定します。

Corner

インジケーターの表示位置

初期値:CORNER_LEFT_UPPER

インジケーターをチャート上のどの角に表示するのかを設定します。

「Method (1 open/close, 2 high/low)」は、表示する値幅を設定するための項目で、始値から終値の値幅か高値から終値までの値幅のどちらかを設定します。

「Corner」は、インジケーターの表示位置を設定するための項目で、初期設定ではチャート左上に設定されていますが、右上、左下、右下に変更可能です。

まとめ

「updown」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。

  1. チャート上に通貨ペアの値幅を表示する。

  2. 上昇している通貨は緑色、下降している通貨ペアは朱色で表示される。

「updown」は、通貨ペアが動いている方向と、その値幅を大まかに把握しておきたい方に向いているインジケーターです。

また、複数の通貨ペアの直近の値動きをまとめて確認したい方にもおすすめです。

短期取引を行っている方であれば、活用できる場面があるかもしれません。