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特定の時間帯の高値/安値をもとにレンジを表示するMT4インジケーター「VarBreakInd」

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VarBreakIndスクリーンショット

特定の時間帯の高値や安値が、その後の時間帯にレンジの上限や下限として機能するケースは、為替相場においては短い時間枠のチャートで度々見られます。

「VarBreakInd」は、特定の時間帯の高値と安値をもとにしたレンジを、表示するインジケーターで次のような方に向いています。

  1. デイトレードやスキャルピングを行っている方

  2. 短期的なサポートラインやレジスタンスラインの水準を分析したい方

  3. 特定の時間帯のレンジを確認したい方

この記事では「VarBreakInd」について解説します。

  1. VarBreakIndの概要
  2. VarBreakIndを表示する方法
  3. VarBreakIndのパラメーター解説
  4. まとめ

VarBreakIndの概要

インジケーターを起動すると、チャート上に黄色いラインでレンジが表示されます。

レンジを表示する期間はパラメーターで設定でき、初期設定の状態では12:00から23:00までレンジが表示されます。

また、高値/安値を検出する期間の変更も可能です。

初期設定の状態では、レンジの上限と下限は黄色いラインで表示されるため、チャートの背景色によってはラインが見難い可能性がありますので、必要に応じて変更しましょう。

値動きの速い相場では、表示されるレンジが役に立たない場合もありますので、強いトレンド相場では注意が必要です。

長期の取引を行っているトレーダー向けではなく、日足より短い時間枠で取引を行っている短期取引主体のトレーダー向けのインジケーターと言えます。

VarBreakIndを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

VarBreakIndのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

VarBreakInd

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

VarBreakIndのパラメーター解説

VarBreakIndパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

LocalTimeZone

タイムゾーンの始まり

初期値:0

タイムゾーンの始まりを調整します。

DestTimeZone

タイムゾーンの終わり

初期値:0

タイムゾーンの終わりを調整します。

PipsForEntry

エントリー水準をpips単位で補正

初期値:7

ラインの表示位置を調整します。

StartHour

高値/安値の検出開始する時刻(時)

初期値:2

価格の検出を開始する時刻の時間を設定します。

StartMinute

高値/安値の検出開始する時刻(分)

初期値:30

価格の検出を開始する時刻の分を設定します。

Duration

検出する期間

初期値:240

価格を検出する期間を設定します。

「PipsForEntry」はラインの表示位置を調整するための項目です。

スプレッドなどを考慮して実際にエントリーする水準を調整すると良いでしょう。

「StartHour」と「StartMinute」は、価格の検出を開始する時刻の時間と分を設定するための項目です。

レンジを表示したい時間帯に合わせて調整しましょう。

まとめ

「VarBreakInd」の特長は以下の通りです。

  1. 特定の時間帯の高値と安値をもとにしたレンジを表示する。

  2. レンジの上限と下限は黄色いラインで表示される。

「VarBreakInd」は短期的なサポートラインやレジスタンスラインの水準を分析したい方に向いているインジケーターです。

短期取引を行っている方は試してみると良いでしょう。