1日の最後にエントリーすべき方向や利益目標・損切水準を表示するMT4インジケーター「Today_Trend_last」
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1日の終わりの時点で次の日にエントリーすべき方向を、表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Today_Trend_last」は、上記の機能を備えたインジケーターで次のような方に向いています。
翌日の値動きの方向を分析したい方
短期取引を行っている方
以上のような方のためにこの記事では、「Today_Trend_last」について解説します。
Today_Trend_lastの概要
「Today_Trend_last」はピボットをもとにサポートライン・レジスタンスラインを算出し、その日の終わりの時点でエントリーすべき方向を表示するインジケーターで、Jason Riveraによって開発されました。
インジケーターを起動すると利益目標水準が黄緑色、ロスカット水準が赤色で表示され、買いを意味する上向きの青い矢印と売りを意味する下向きの赤い矢印が表示されます。
使用方法が明快なインジケーターですので、使い方や設定で戸惑うことは少ないかと思います。
Today_Trend_lastを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Today_Trend_lastのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Today_Trend_lastのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
PROFIT_TARGET |
利益目標水準までの値幅 初期値:30 その日の終値から利益目標水準までの値幅を設定します。 |
SHOW_TARGET |
利益目標水準を表示する/しない 初期値:true falseに設定すると利益目標水準が非表示になります。 |
SHOW_REVERSAL |
ロスカット・反転水準を表示する/しない 初期値:true falseに設定するとロスカット・反転水準が非表示になります。 |
「PROFIT_TARGET」は、利益目標水準を設定するための項目で、その日の終値からの値幅で設定します。
「SHOW_REVERSAL」は、ロスカット・反転水準の表示・非表示を設定するための項目で、不要な場合は非表示にすることもできます。
まとめ
「Today_Trend_last」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ピボットがベースになっている。
その日の終わりの時点で次の日にエントリーすべき方向を表示する。
利益目標水準が黄緑色、ロスカット水準が赤色で表示される。
買いの場合は上向きの青い矢印、売りの場合は下向きの赤い矢印が表示される。
「Today_Trend_last」は、翌日に価格が動きそうなそう方向を、分析したい方に向いているインジケーターです。
実際の取引で使用する前に、どの程度の精度でエントリーの方向を推測できるのか、バックテストを実施して確認しておくことをおすすめします。