3つの時間枠のピボット水準を同一チャート上に表示するMT4インジケーター「Waddah_Attar_Pivot」
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時間枠が異なるピボットをまとめて表示できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Waddah_Attar_Pivot」は、上記の用途のために開発されたインジケーターで次のような方に向いています。
マルチタイムフレーム分析を採用している方
ピボットをよく使用する方
以上のような方のためにこの記事では、「Waddah_Attar_Pivot」について解説します。
Waddah_Attar_Pivotの概要
「Waddah_Attar_Pivot」は3種類の時間枠でそれぞれ算出したピボット水準を、同一チャート上に表示するインジケーターで、Waddah_Attarによって開発されました。
開発者によると単にピボット水準を表示しているだけではなく、履歴データにもとづいたバックテストを行いながら動作するとのことです。
インジケーターを起動すると日足のピボットが赤色のライン、週足のピボットが青色のライン、月足のピボットが黄色のラインで表示され、各ラインの右側には対応するレートが表示されます。
各ピボット水準は、それぞれの時間枠のもと以下の方法によって算出されます。
ピボット水準=(前の高値+前の安値+前の終値)/3
チャートの時間枠を変更しても、表示されるピボット水準は日足・週足・月足に固定されたまま表示されます。
一般的なピボットと同じ算出方法が採用されており、通常のピボットと表示される水準は同じものですので、使い方に戸惑うということは少ないのではないかと思います。
表示される各水準の時間枠が固定されていますので、マルチタイムフレーム分析に使用することができます。
インジケーターを算出する時間枠の変更はできないため、日足より短い時間枠のピボット水準を表示したい方には、向かないインジケーターと言えます。
Waddah_Attar_Pivotを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Waddah_Attar_Pivotのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Waddah_Attar_Pivotのパラメーター解説
「Waddah_Attar_Pivot」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメータ項目はありません。 |
まとめ
「Waddah_Attar_Pivot」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
3種類の時間枠のピボットを表示する。
日足のピボットが赤色のライン、週足のピボットが青色のライン、月足のピボットが黄色のラインで表示される。
チャートの時間枠を変更してもピボットの時間枠は変わらない。
「Waddah_Attar_Pivot」は、日足・週足・月足のピボット水準を確認したい方に最適なインジケーターです。
マルチタイムフレーム分析を採用している方であれば、活用できる場面があるかもしれません。
シグナルを発するインジケーターではありませんので、他の手法やインジケーターと組み合わせて使用する必要があり、必要な情報を補完するといった使い方が適切かと思います。